台風や 暑さを連れて やってくる 雨風使い 大地を洗う
ひのひら ろくべえ
大型台風が南の海上にいて、日本列島を伺っている
とのこと、台風シーズン到来である。南国九州は台風
銀座と言われる所、如何なる状況になるのか・・・・・・・
雨は風に耐えて成長する、植物達を想えば、人間は
たいしたことはないと思える。例えば「胡瓜」の苗、日ごと
大きくなり、その蔓をあちこちに伸ばし、触れるものす
べてに巻き付き、自分を護ろうと必死である。周りの
植物が、どのようになろうとも、自分の生き方は変え
ない。植物は個々に「大海の一滴」である。つまりそ
の姿はオンリーワンなのであろう。どこかの議員が
泣きわめく記者会見が話題になっているが、それは
それで。オンリーワンなのに、何の共感も覚えない。
これは、どういう事なんだろう。人間はオンリーワン
だけで生きるほど強くはない、隣の人や、毎日かか
わる人達と手を繋ぎ、その手を自覚しながら生きる
そんな動物だからであろう。植物ほどの強さを持っ
ているならば、我が道を行く、オンリーワンでいいの
だが、強くないオンリーワンは、うまく周りと手を繋ぎ
生きるしかないのである。その時自分に不快を与え
る者とは、手を繋ぎたくないという心理が働く、その
心理が、共感できる感情を抑制してしまうのかもし
れない。その感情で仲間になれるオンリーワンと、仲
間になれないオンリーワンを選択しているのかもしれ
ない。そうゆう視点からあの議員さんは、多くの支持
者や、支援者を失うことになったのかもしれない。
いずれにしても、人間という動物は「胡瓜」の蔓にも
満たない、弱い弱い生物であることを自覚して、日
々の生活をしていくべきなんであろう。暴力的対抗
意識だけを強めるのでなく、本当の強さとは何かを
追求した、政策や、国民でありたいものである。
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