迷歩録 反省

　雨降らず　　爽やかな風　　夜明けかな　　昼間の暑さ　　蒸し風呂如き


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ひのひら　　ろくべえ



　　　　　残暑厳しい日が今日も続きそうである。それでも木陰は爽やかで避暑地となる。

　　　　猛暑の夏日とは違い、どことなく秋を感じる。季節は確実に進んでいる。

　　　　　秋を過ぎれば今度は寒い寒いと言いながら過ごす冬へと移行する。そのころには

　　　　コロナの蔓延はどうなっているのだろうか。想像もつかない、しかし総理大臣は

　　　　明かりが見えたと楽観的な見解を述べたそうな。なんだか総理大臣という役職なのか

　　　　自民党総裁選を意識しての事なのか。国民を惑わすような言葉でなく根拠のなる安心

　　　　させる言葉であってほしいものである。

　　　　　この間続く安定政権が作り出した罪と罰、そのことを考えられる自民党であってほ

　　　　しいものである。反省のない政党に躍進なしとなることを国民は願うのではないだろ

　　　　うか。