迷歩録 優しいからしっかりへ

　　　暑さ過ぎ　　夕焼け作る　　西の空　　猫や散歩に　　畑の中へ


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ひのひら　　ろくべえ


　　　　　幾分暑さがやわらいだ朝となった南九州である。それでも日中は熱中症要注意の暑さが

　　　　続きそうである。南の海上には台風が三つも存在、台風トリプル状態である。その台風

　　　　が日本列島を伺っている。何とも不気味な週末となりそうである。

　　　　　不気味と言えば、やはりコロナウイルスの蔓延ではないだろうか？多くの国民の不安心理

　　　　を逆なでするように広がっている。この蔓延を予防するには国民一人一人の危機意識と予防

　　　　行動にかかっている。自分だけは大丈夫という発想でなく、自分が危険という気持ちを持ち

　　　　自粛行動をするしかない。オリンピックというお祭り騒ぎの中、自粛という精神性を保つに

　　　　は努力が必要だが、今はその努力が、国を護る国民を護る、自分を護るという事につながる

　　　　この自覚を改めて基本にしての行動をすることが大切ではないだろうか？

　　　　　日本の厚生行政特に医療行政の脆弱性を露呈している。このことを国民は忘れてならない。

　　　　国民の健康安全を護るという事は、言葉の問題ではなく、行動、方針の問題であるこのこと

　　　　を持っていない現厚生大臣、総理大臣、政府、行政機構、どうにもならない現状がある。だか

　　　　らこそ国民一人一人が自ら蔓延を阻止する意識の向上が大切なのではないだろうか。

　　　　　おとなしい国民ではなく、しっかりした国民へとなりたいものである。