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迷歩録 唇歯輔車

2018-11-30 13:42:02 | 日記
  小春日や  明日は師走  花が咲く  過ぎ去りし日々  脱兎のごとく


                                    ひのひら  ろくべえ




     陽射強く暖かな一日、その縁側でたむろする猫たち、何とも明日から師走とは思えない小春日

    暖冬なのか、寒さ不足と感じる。寒さも暑さも季節なみ、それが四季というものなのにと感じる。

     自動車産業の日産、相変わらずマスコミの話題の中心にある。

     提携会社との関係や、フランス政府との関係などその憶測は止まないものとなっているようであ

    る。苦しい時は助けて、助かったら助けるというような「唇歯輔車」の関係が崩れたのが原因なの

    か?「唇歯輔車」とは、一方がだめになると他方もダメになるような互いに密接な関係にあり、助

    け合うこと(広辞苑)とある。協力関係にある会社と上手く行かない理由は何であろうか。

     高額の報酬を隠さなければならなかったことは、何なのか、気になることは沢山あるが、その事

    より、刑事的事件までしてまでも、日産という自動車会社を護りたいものとは何であろうか。

     世界に誇る技術があればいいのではないだろうか、その技術で稼いだものを独り占めにする構造を

    作ってしまった社員、あるいは経営管理者の責任までもが問われなければならないのではないだろう

    か。企業も国も、独裁という構造が破綻をきたす基という事は歴史で学んでいるのだが、大衆はその

    ことを許してしまう。この危険性を知る必要があるのではないだろうか。

     国も企業もどのような組織であれ、独裁構造が続くことはすくない、民主主義の構造こそが続く組織

    体制であることを知らなければならないのではないだろうか。

     独裁の関係は「唇歯輔車」の関係に陥り安い。個人的な関係の構築が、組織どうしの関係に発展し

    て物事が解決することは少なく、「唇歯輔車」の関係に陥るリスクを知ることが大切なのではないだ

    ろうか。よく考えて行動をする。勿論将来の影響というものが見えることが望ましいのではないだろ

    うか。