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迷歩録   つゆ

2017-06-06 13:52:27 | 日記
 <strong> 梅雨入りに  雨や降らずに  灰が降る  薩摩の初夏や  紫陽花笑う



                                   ひのひら  ろくべえ



    九州は本日梅雨入りを気象庁が発表した。梅雨の時期はなんといってもその湿度である。湿度がもたらすカビが人間の

   生活圏を脅かす。物も言わず、音もたてず静かに脅かす。人間にも勝る力を持つカビが梅雨の亡者である。

    人間の弱さを知らしめる時期ではないだろうか。梅雨とは長雨、雨季などと表現は様々だが、その対策もまた様々では

   ないだろうか。梅雨の時期を過ぎればそこは暑い暑い盛夏という事になる。梅雨の時期の過ごし方こそがその後の生活を

   方向づけるのではないだろうか。

    微かの晴れ間を利用することをお勧めしたい。農業を営む者にとっては恵みの雨だが、毎日多量には、有難迷惑ともな

   ろう何事も適度がありがたい。

    対人援助の場における梅雨の過ごし方、どのように工夫するか大切なポイント。そのことを充分に配慮したケア計画を

   立案できるか大切なのではないだろうか。梅雨の時期屋外を利用することが困難なことが多いが、そこは援助者の工夫で

   クライアントに、精神的効果をもたらす援助計画を立案したいものである。

    梅雨の時期は、同じことの繰り返しであっても嫌気がさすこともある。気分的に鬱陶しいと感じることが多い。この気

   分を変えることができて、前向きになれるようなかかわりができれば百点であろう。梅雨だ梅雨だと嘆くのではなく、梅

   雨を活用できるケアを考えたいものである。