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迷歩録   うちまたこうやく

2017-04-03 09:40:24 | 日記
  歌唄う  鶯の声  青空に  春が来たよと  告げる恋歌


                            ひのひら  ろくべえ




    内股膏薬(うちまたこうやく)とは、自分にしっかりした意志・方針がなく去就が定まらないこと。

   またそのような人物(広辞苑)とある。内股に膏薬を貼ると、身体を動かすたびに右の股に行ったり

   左の股に行ったりすることから、あてにならない人物という風にも使われる言葉だそうな。

    優柔不断な人物という事であろうか。あまり良い評価の時には使われない表現であろう。しかし、

   人間は、優柔不断で内股膏薬が当たり前ではないだろうか。今、マスコミを騒がしている人達も、自

   分たちの、言葉と裏腹に、行動は優柔不断で、内股膏薬的行動をとっているのではないだろうか。言っ

   たとか、言ってないなど、変化していってる。そのことを棚に上げて、他者の変化ばかり非難する。そ

   な姿は見たくない、多くの国民は思っているのではないだろうか。国を預かる大政党が、一個人を偽証

   罪で告発などと右往左往する。なんと見苦しいことであろうか。正々堂々と行動すればおのずから真実

   は明らかになるものを、あーでもない、こーでもないとこね回して、ひた隠しを企んでいるようにも見

   える。まさに内股膏薬的対応ではないだろうか。

    現代の絆創膏は製品が進化して、その絆創膏で膏薬を抑えれば動くことはない。そのように進化した

   政治対応を見せて見せてほしいものだが、現実は進化していない内股膏薬的対応ではないだろうか。

   このような対応を対人援助者は学ばないことが大事ではないだろうか。対人援助の場での対応は、しっ

   かりした意志を持ち、しっかりした方針を定め、誰もが納得できることを目指してのケアを志すことが

   大事なのであろう。

    時には内股膏薬も必要と考える人もあるかもしれないが、基礎がしっかりしての内股膏薬と、基礎も

   しっかりしていないのに、対応も内股膏薬では、ケアどころでなく、引っ掻き回しにしか過ぎない、そ

   のようにならないためにも、対人援助概論を定めて、事にあたることが大切なのではないだろうか。

    今日から対人援助を始めた人も多いのではないだろうか、また勉強を始めた人も多いのであろう。初心

   貫徹、向上心を持って対人援助者のプロを目指してほしいものである。

    内股膏薬的援助とならないように、