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八方塞

2015-07-15 15:41:21 | 日記



  久方の  青空覆う  野里かな


         白雲走る  青葉縁側



                   ひのひら  ろくべえ




   人との関係はうまく行かなくなると、もうダメ八方塞などの言葉が、頭を過ぎり

  ますますダメな関係になって行くことが多くある。小説家の吉川英治の言葉に、こ

  んなのがある。「行き詰まりは、展開の一歩である」なるほどである。前向きなか

  かわりがあるからこそ、行き詰まるのであって、消極的なかかわりであれば、行き

  詰まる事もなければ、学びもない状態であろう。

   行き詰まったことを、大切に考えることができるならば、それは次に躍進できる

  手掛かりとなるはずである。とかくコミュニケーションは自分の問題でなく相手の

  問題とすることが多いが、そうではなく、自分の問題と捉え、次の展開を導き出す

  そんな思考経路が必要なのではないだろうか。

   対人援助の場は、一度に多くの人とかかわることが多い、一人の人とのかかわり

  が、うまく行かなくなると、すべての人とのかかわりが、うまく行かなくなること

  は、よくある。そんあ時、この言葉を思い浮かべてほしいものである。

  「行き詰まりは、展開の一歩である」

  成長というものはこのような、考え方、思考の中に埋もれているのかもしれない。

  そのことに早く気づき、苦しむのではなく、楽しみ成長の糧にしてほしいものであ

  る。八方塞は、成長している、前向きに生きている証拠、そのことを心に置いて、

  対人援助職に誇りと自信を持ってほしいものである。