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生活不活発

2015-03-26 16:10:29 | 日記
春陽気  朝日を浴びて  海の上  大隅目指す  朝帰りかな

       ひのひら  ろくべえ




    援助という行動は、援助する側の心理が、少なからず援助を受ける側に影響を

   与える。それだけに援助という行為は慎重にならなければならない。思い付きや

   援助する側の心理だけ、助けたい、援助したいなどの感情だけで行動してしまう

   と、その良き心の行動が、取り返しのつかない迷惑を援助受ける側に与えてしま

   う事にもなりかねないのである。幼児にかまいすぎて育てると、その子の成長は

   時間がかかるばかりでなく、未成熟な大人となりかねない。自分で生活を組み立

   てる事ができなくなる。そんな子供にしたい親はいないが、知らず知らずのうち

   に、感情だけで行動していると気がついたときには、取り返しがつかないことに

   なってしまっている。さらに援助場面でも、知らず知らずに内に援助という名目

   で相手のできることまで援助しているという事はよくあることである。特に時間

   を必要とする行動に対して、援助しょうとする傾向にある。気をつけなければ、

   日常生活の自立の援助をしているにも関わらず、相手の自立を妨げることになっ

   てしまう事もよくあることではないだろうか。

    援助する側が時間に追われるという事は理解できるが、その時間は援助受ける

   側にとっては人生のⅠページであることも自覚しなければならない。自立を語る

   のは簡単だが、自立を実行するのは並大抵ではない。厚生労働省は介護という方

   針の中心に自立への援助を掲げているが、自立への援助は莫大な時間と賃金がな

   いと実行できないことを知っているのだろうか。自立えの援助は待援助でもある

   のである。手助けする前に、相手の力を信じて待つ、どうしても7援助が必要な時

   相手の了解を得て援助する。そのぐらいの慎重さが大切なのではないだろうか。

   そのような援助を行い、生活不活発などと言う言葉を使いたいものである。好き

   好んで、生活不活発になるものはない、そこにはその人なりの竜がある。そのこ

   とを知ることから援助は始まるのではないだろうか。