哀愁をおびたテーマ音楽の音色を耳にした瞬間に、涙があふれて・・・
原作は橋田寿賀子さん。
NHK放送のテレビ小説 ”おしん” が放映されたのは、もう数十年前にもなろうか
毎朝、8時15分からテレビの前にひきよせられて、涙をながしたものだった。
山形の寒村に生まれた おしん、口減らしのために奉公に出される おしん、
どろぼうの汚名を着せられて、つらい奉公先から逃げだし
雪深い山中をさまよう、わずか7才の おしん
助けられた猟師から文字を習い、おしんのしんは、新しいのしん、
信ずるのしん、辛抱のしんとさとされ
つらくとも健気に成長してゆく おしん・・・
少女時代を映画化されたものだが、
今回の配役には、奉公先加賀屋の大おかみ役の泉ピンさんがあたり役だった。
女は、こうして強くなってゆぐもんだ・・・
おかみ役には、当時の テレビ小説 ”おしん”の主人公 おしん役だった
小林綾子さんが演じたのも見どころだろう。
観客には老夫婦の姿がめだったのも、この映画の良さだったのでは。
もう一度見たい・・・。