ばあやの のんび~り日記  

還暦をむかえてからパソコンの勉強を始めて
傘寿も越えてしまいました。
いつまでパソコンできるやら・・・

近頃 チョッと いい話

2006年08月05日 | ばあやの本棚

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絵にマウスON どうぞ

 みちの駅でみつけた 白いスイトピー

友人 K子さんは 時折差し上げるつたないわたしの絵手紙に
とてもうれしいお声をくださる
今年も暑中お見舞いの絵葉書を送った
「杏子さん、着きましたよ 絵葉書をありがとう 」

ところが 今年はその電話がなかなか来ないのです
10日すぎても音沙汰なし
もしかして ご病気かもと思って 心配になり 電話をかけてみた
「あぁ、杏子さん おひさしぶりね 元気?・・・」
ほっとしたものの K子さんは 絵葉書のことは知らない様子
思い切って聞いてみた
「いいえ、あら 絵葉書 くださったの?」
着いてはいないようなのです
もう10日以上も過ぎているのに これはおかしいねと・・・

郵便局に問い合わせてみました
「調べてお返事いたします」丁寧に受け付けてもらった
3日経過・・・
「おかしいね・・・返事がこないねぇ」不信感?が少し芽生えてきた
ところがその日 郵便受けに
「あれ、絵葉書が戻ってきとるよ」
「え?」
よくみると 『宛てところに尋ねあたりません』 の付箋付きの絵葉書が・・・

ドキッ
住所の一部  △丁目を書き落としていたのです
あ~ わたしのミスでした・・・ごめんなさい 
ところが よく見ると葉書の下のほうに 
『本人、不在です』 との記入がある
察するに △丁目 が抜けていても時間がかかっても K子さん宅には配達がなされたのは間違いなかったのです
じゃぁ、どうして戻ってきたの?
また郵便局にたづねました
『まだ調べているところですが・・・』
そしてまた一日経過
『配達人の引継ぎの手違いでした、お詫びいたします』 との
局員さんのすまなさそうな電話がありました

ずいぶん 長い話になりましたが
ここからが  またいい話なのです

送り先の 熊本の郵便局からも
電話があったのです
K子さん宅と 杏子にも 丁寧なお詫びの電話でした

元はと言えば △丁目を書き落とした杏子が いちばんいけないのですが
そのことには 一言も責められはしませんでした

郵政公社の民営化に向け いろいろ討議がなされているこの頃・・・
やれ反対だ、賛成だの声が聞こえていますが
精一杯 現場で働いている局員さんたちの姿がここにあったのです 
とてもうれしい 郵便局の対応ぶりでした
改めて 感謝と拍手を贈ります

「どうもありがとう」
コメント (10)
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