富山へ

2011年06月16日 | BMW R1200C
16日、梅雨に戻りました。


14日~15日にかけて、富山へ1泊ツーリングに出かけた

天気は梅雨の中休み、いつもは降られるのに今日は快晴


14日、朝7時に琵琶湖大橋守山側のコンビニに集合。

メンバーもいつもと変わらず、バイクも変わらず。

変更点、883のO君がフロントブレーキを『ブレンボ』に換装していた

10万かかったそう・・・なんともお金持ちである。


湖岸道路を北上、通勤時間なのに彦根に入るまで渋滞無くスムーズ。

プラス10km/h以下を心がけて、気持ちよく走る。

彦根から名神高速に乗る。

8時30分に入場だからETCの通勤割引内。50%オフである

 養老SAで休憩。


風が強く横に流される。

力を入れてハンドルを握り、耐える。

 19日で高速1000円も終了・・・仕方ないですね。

美濃ICで降りる。

通勤割引で1000円だった。やはり、値打ちある50%オフ


国道156号線を北上する。

長良川と長良川鉄道と156号線、右になったり左に見たり・・・すごく気持ちの良い道

空は青く、雲は白く、車は少なく(ここがミソ)、適度なカーブもあり、最高のツーリング。

田舎だからか、一戸一戸の家の大きさにも驚きながら。


分水嶺公園にて休憩。

1本の源流が日本海と太平洋に分かれている。







自分の目の前で違う方向に川が出来るというのは、不思議な感覚。

泳いでいる魚は、果たしてどちらの魚になるんだろう・・・


朝早かったので、お腹が空いたと一同の声。

お昼を・・・と考えて、荘川で蕎麦屋に入った。

国道の看板を頼りに、全く下調べせずの飛び込みだったが、駐車場がにぎわっており、正解の予感

『手打ち蕎麦処 蕎麦正』




源流そばセット 1300円を注文した。

庄川を眼下に見下ろす、高台のお店。

川と山と空のコントラストが綺麗だ。

生わさびを擂って、いただく。




うまい


さすが、日本一の蕎麦の街とうたっているだけある。

きのこのご飯も美味しくいただいた。

店先の水槽の『おばけいわなの名前を付けて!』と店主らしき方に言われ・・・(ちなみに先代はあいちゃん、らしい)たが、良い名前が浮かばず、次に聞きますと挨拶して、出発。

また、寄ってね~と見送られて


白川郷、世界遺産である。

以前来たのは、結婚してすぐだから、はや15年以上前になる。

まさしく観光地。

観光バス、人人人。

バイクまで駐車料金を取るのには驚いた


荻町合掌集落を一望できる場所に上がる。

ここにも観光バス。そして人。

でも、そこから見る景色は・・・息をのむような景色が広がる。



まさしく絵葉書。

本当は雪の季節がいいんだろうけど、バイクじゃ来れないしね。


そこのお茶屋さんで『五平餅』を食べる。

焼きたてが美味しかった。

ほんとうにバイクはお腹が空く


156号から359号、41号をつないで富山に入る。

359号線、三百番台国道だし、『とんでもない道だったらどうしよう』と心配したが、なんのその快適な道だった。

富山市内に入ると、もう都会。

路面電車(すごく近代的な)が走る大都会。

高い建物が少ないが、広く感じる。


今日のお宿は『ドーミーイン富山』

富山城跡に近く、駐車場に屋根もありGOODである。


ツーリングで使う宿はこの『ドーミーイン』グループが多い。

温泉があって、個室で、朝が和洋のバイキングで・・・中でも個室は譲れないらしい。

今回はなんと!4990円。

なんでもキャンペーン価格らしいが、ラッキーである。

喫煙者が1名いたが6500円だった。

禁煙は体にも財布にもいいのか・・・

ほんと喫煙者には、肩身の狭い世の中になったね。O君。


さっとお風呂に入って、夕食に繰り出す。

富山といえば、海鮮である。

なかでも回転すしが特筆ものと書いてあったので、下調べしておいた『すし玉』へ。


富山、タクシーが無い。

京都なら、流しのタクシーなんて、わんさか走っているのに。

待っても一向に来る気配なし。

いい加減結構の距離を歩いて、バスに乗る。




『すし玉』では、とりあえず瓶ビールを頼んで、乾杯。

ぷは~

さて、何が美味しいか分からず、とにかく地のものを求めて黒板に書いてある『お勧め』を端から注文。

ぱっと名前を見ても分からない魚もあるが、丁寧に説明してもらった。


味は・・・うまい、最高


回転している皿には目もくれず、ぜんぶ注文。

普通の105円の物でも、ほっぺたが落ちるくらい美味しい。


さすが、富山である。

ひとり3000円弱支払って、お店を出る。

満足満足。


さて、満腹のお腹をさすりながら、麺は別腹ということで富山のB級グルメとして有名な『富山ブラック』を食べるため、またバスに乗る。

ほんと、タクシーの無い街である


『富山ブラック』とは、スープが真っ黒のラーメン。

塩辛いと口コミでの書き込みが多く、戦々恐々としながら、駅前の【大喜】へ。



富山市内に数軒ある『富山ブラック』を提供するお店でも大喜は老舗である。

店によりメンマがしょっぱかったり、チャーシューがしょっぱかったりするようだが、
要は《塩辛い》のだ。

並700円を注文し待つこと数分、黒コショウたっぷりの黒いラーメンが登場した。



麺は堅いめの太麺で、ねぎとメンマとチャーシューを一気にかき混ぜて食べる。

意外と塩辛くない(メンマは塩辛い)印象だが、だんだんしょっぱくなってきた。

ご飯と生卵を注文したという口コミにもうなずける。

こりゃ、のど渇くかな・・・。

お腹いっぱいでも、麺系はスッと入り、完食。

ごちそう様でした。


苦しいお腹を抱えながらも、ホテルまで歩いて帰る。

途中、ライトアップされた【富山城】と公園の噴水が綺麗だった。





でも、夏には節電で消えるのかな・・・

1日目終わり

《つづく》