へちま細太郎

大学院生のへちま細太郎を主人公にしたお話。

中島教授、ギックリ腰になる

2009-11-10 20:04:46 | へちま細太郎
グーテンターク、藤川だ

タコ壺の主がしれしれっと顔で保健室にいる。 いや、実にたくまし関西人だ。私服はきっとバッタモンの原色に違いない。
黒にトラが刺繍してあったりして…。
ところで、この保健室のオバサンの天敵がいまだに出てこない。片山教授いわく、
「去年痛めた腰が、入院中にベッドで寝返りうった拍子にギクッとなったらしい」
と、誰彼構わず喋りまくっていた。
「あんた仮にも学長だろ…、少しは威厳をもて威厳を」
「だったらバカ殿、おまえやれ、おまえ一応修士はもっとるだろう、論文指導してやるぞ」
「なんの論文書くんだ」
どうしようもねえな、このオッサンは
「何にしても、つくばった駅伝は回避された、いいことだ」
あ~出るつもりだったんかあ。
しかし、中島教授が出てこないのは静かでいいことだ。
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休刊日

2009-11-09 23:05:13 | へちま細太郎
頭がからっぽなので、 やすみます

仕事が休みの日はええのぉ
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PENICILLIN?ペニシリン?

2009-11-08 22:02:01 | へちま細太郎
「“ぺにしりん”って…」
「バンドだろ」
「は?」
「あいに気づいてくだあさい~
「バカ、青カビだろ」
「青カビじゃねえだろ」
「抗生物質だべ」
「青カビ塗ると治るのか?」
「余計病気になるだろうが」
「じゃなんなんだよ」
「バンドだろ」
「ビジュアル系」
「ビジュアル系って…」
「青カビがビジュアル系」

(-"-;)

いったい、なんなんだあっ。
ドラマを見ていていたおとうさんたちが、相変わらず変な会話をしていた。
“仁~JIN~”ってドラマ、ほんとにいいね。
へちま細太郎でした。
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はるみ、感染する

2009-11-07 21:06:15 | へちま細太郎
こんばんは、へちま細太郎です。

昼間、ボケッとしていたら、はるみから電話があった。
なんなんだよ、やだな。
「細太郎く~ん、私、私、かかっちゃったよ~」
「何がかかったの」
ちょっと素っ気ない答えだったけど、相手は気にしていない様子。
「キチローのばかあ」
ってことは…。
「キモくてあんなやつのそばに近寄らなかったのに~」
あんた、それはバチがあったんだよ、と喉まで出かかったけどガマン。
「どうしよう…
「寝てるしかないだろ、電話かけてないで寝ろよ」
いら~っ(-"-;)
「細太郎くんが言うなら寝る」
ぼくは医者じゃないんだから…。
ぼくは頭にきて電話を切ると、ほんと迷惑なやつだ、とスリッパを蹴っ飛ばした
てか、今回迷惑なのは、はるみよりキチローだからね。 よりにもよって、はるみにうつすなんて…、ほんとバカヤローだ。
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らぶらぶ電話

2009-11-06 21:30:49 | へちま細太郎
こんばんは、へちま細太郎です。

ゆうべ、りょうこちゃんに電話して、自宅待機になったことを伝えると、りょうこちゃんも学年閉鎖になっているそうだ。
そんなわけで、今日は昼間はずっと長電話をしていた。
おばあちゃんは呆れていたけど…。
で、今。 今度はおとうさんが長電話中。
いったい、誰と話しをしているんだろう。
すんごい楽しそうだ
てことは、浅田さんかなあ~。
どうなんだろ…
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ついに自宅待機

2009-11-05 21:50:21 | へちま細太郎
こんばんは、へちま細太郎です。

インフルエンザもなんのその、ぼくのクラスは元気だよ。
うそつき匿名希望の東山先生は、帳尻をあわせるために出勤してこない。
中島教授も片山教授もまだウンウン唸っているとか。 おかげさまで、大学の教授たちはのびのび…といいたいけど、教授会があったおかけでみんな濃厚接触者になってしまい、大学は休講となった。
ところが、僕たち美都からスクールバスでくる中高生は、キチローのせいで自宅待機を言い渡された。
「部活やりたあい」
と、たかのりたちは駄々っ子になったが、
「だあめだ」
の一言でしぼんでしまった。
「ちきしょう、だからバカヤローだっていうんだ」
たかのりはカンカンだ。
「仕方ないねえ」
しんいちは慰めてくれたが、たかのりたちの機嫌は直りそうもなかった。
さて、家で何をするかなあ。
ぼくはのんきにそんなことを考えていた。
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自称エリートが…

2009-11-04 22:37:25 | へちま細太郎

こんばんは、へちま細太郎です。

今朝、いつも通り、ぼくら美都二小のメンバーと(仮)有岡軍団さんやサッカー部(仮)中山軍団さんたち、バスケの先輩たち運動部は、みんな元気にバス停に集合してきた。
が、一人いなかった。乗り込むまで誰も忘れてたんだけど、
「えーと、中1の小太りの子はどうした」
と、運転手さんが名簿をチェックしていて声をかけるまで、アイツがいないのに気がつかなかったんだ。
「何だ?何だ?ついに感染したか?」
「あんなに厭味ったらしく消毒やらマスクしていたのになあ」
と先輩たちは面白がって騒いでいた。
その時、
「やだあ、何よ、あのバカ」
とはるみの声がした。
「何で私のところにメールなんかしてくるのよっ
「はるみ、何だ?バカヤローとメール交換してるの?」
「てか、おまえ携帯持ってんの?」
「おえ~」
みんな口々に勝手なことをはるみに浴びせている。
「違うわよ、何で私のアドレス知ってんのよぉ
と泣きそうな声。
「細太郎くん、違うからね、私教えてないからね」
いきなり振り返って言われても…
「で、なんてメールしてきたの?」
副会長の水嶋さんがなきべそ状態のはるみに冷たくきいた。
「あ、えーと…」
はるみは嫌そうにメールを開くと、
「あ、新型感染だって」

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ところで…

2009-11-03 12:28:05 | へちま細太郎

へろ~、藤川だよん

で、鎧甲のおっさんの舞台を見にきたんだが…。
「なんで、おめえがいるんだ」
俺は視線の先に桜井と新型で休んでいるはずの匿名希望の東山をみつけた。
「おっ
「あっ」
しかし、しまった、という表情もみせず、
「妙なところで会うねえ」
ときた。
「知ってるぅ?この劇団、半分はコレ…なんだってよ~」
と桜井が手を半分に折り曲げてみせた。
「どおりで寒いわけだ」
匿名希望の東山もちらっとこっちを見てニヤリとした。
「変なもの見つけるの得意だもんな、コイツは」
と、けんちゃんもやってきた。
「やっぱりな、インフルに感染したなんて、絶対嘘だと思ったんだ」
「堂本光一見に行った」
やっぱり…。
俺、将来、絶対この学校の理事にはならない、と誓ったね。

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近衛少将さんの悩み

2009-11-02 21:46:22 | へちま細太郎
こんばんはでおじゃる

さてじゃが、まろの子孫に通称鎧甲のおじさんというのがおじゃるが、役者になるといって劇団に入ってしまったでおじゃる。明日、公演をやるといっておったがの~。
うまくできるのかの~それも、あのバカじじいのことをやるとは信じられぬ。
しかしのぉ、ハラハラするでおじゃるのぉ。
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明日は…

2009-11-01 23:19:10 | へちま細太郎
こんばんは、へちま細太郎です。

今日は急遽出勤した藤川先生が、
「うちの学年が学年閉鎖になった」
と、いいながら帰ってきた。
「3年は受験生以外は自由登校になっちまった」
そんなんありなんだ~、と思っていたら、
「しょうがねえだろう、今を盛りの受験シーズンだ、まずは受験が大事だからなあ」
と、ため息。
「といいながら、学校に来るんだろうな、あいつら」
みんな学校好きだもんね、ぼくもだけどね…。
入学した時とはえらい違いだな、ぼく。
みんなもインフルエンザには気をつけてね
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