へちま細太郎

大学院生のへちま細太郎を主人公にしたお話。

はるみ、感染する

2009-11-07 21:06:15 | へちま細太郎
こんばんは、へちま細太郎です。

昼間、ボケッとしていたら、はるみから電話があった。
なんなんだよ、やだな。
「細太郎く~ん、私、私、かかっちゃったよ~」
「何がかかったの」
ちょっと素っ気ない答えだったけど、相手は気にしていない様子。
「キチローのばかあ」
ってことは…。
「キモくてあんなやつのそばに近寄らなかったのに~」
あんた、それはバチがあったんだよ、と喉まで出かかったけどガマン。
「どうしよう…
「寝てるしかないだろ、電話かけてないで寝ろよ」
いら~っ(-"-;)
「細太郎くんが言うなら寝る」
ぼくは医者じゃないんだから…。
ぼくは頭にきて電話を切ると、ほんと迷惑なやつだ、とスリッパを蹴っ飛ばした
てか、今回迷惑なのは、はるみよりキチローだからね。 よりにもよって、はるみにうつすなんて…、ほんとバカヤローだ。