こんばんは、へちま細太郎です。
ぼくとみきおはプールの帰りに、小学校に寄った。 そしたら、三田先生が両腕を垂直にあげて、時々バンザイをするように、左右にあげていた。
「何してんの?」
「踊ってんの」
「何を?」
「スリラー」
「え?」
ぼくとみきおは顔を見合わせた。
「盆踊りじゃないの?」
「この素晴らしいステップが、盆踊りに見えるのか?」
三田先生は、不器用な仕種をやめて、言葉とは裏腹に疲れたように座り込んでしまった。
「やっぱ、ないのか、リズム感…」
う~ん。 かわいそうだから、その先が言えない。
「大丈夫だよ、先生がこういうの苦手だって、みんな知ってるから」
と、慰めたつもりが、
「だから、みんな笑うんだあ」
と、さらに落ち込んでしまった。
「笑うのはいつものこと…あっ」
それを言っちゃあ、おしまいよ~。
何か情けないけど、ぼくは三田先生を見ているとホッとする。
「でも、笑われるのなら、とことん笑われてやろうじゃねえかあ」
あ~あ。
運動会で全校児童がスリラーを踊るって誰が考えたんだあ?。
三田先生は、盆踊りスリラーをしながら、校庭をすりすり動き回っていた。
「でも、何でスリラーなんだろ」
みきおとぼくは首を傾げた。
「まあ、楽しけりゃいいじゃん」
そして、三田先生のあとについて、ぼくらもスリラーを真似しながら、踊ってきた。
三田先生、サイコーだよっ、盆踊りがっ。
(^O^)/
ぼくとみきおはプールの帰りに、小学校に寄った。 そしたら、三田先生が両腕を垂直にあげて、時々バンザイをするように、左右にあげていた。
「何してんの?」
「踊ってんの」
「何を?」
「スリラー」
「え?」
ぼくとみきおは顔を見合わせた。
「盆踊りじゃないの?」
「この素晴らしいステップが、盆踊りに見えるのか?」
三田先生は、不器用な仕種をやめて、言葉とは裏腹に疲れたように座り込んでしまった。
「やっぱ、ないのか、リズム感…」
う~ん。 かわいそうだから、その先が言えない。
「大丈夫だよ、先生がこういうの苦手だって、みんな知ってるから」
と、慰めたつもりが、
「だから、みんな笑うんだあ」
と、さらに落ち込んでしまった。
「笑うのはいつものこと…あっ」
それを言っちゃあ、おしまいよ~。
何か情けないけど、ぼくは三田先生を見ているとホッとする。
「でも、笑われるのなら、とことん笑われてやろうじゃねえかあ」
あ~あ。
運動会で全校児童がスリラーを踊るって誰が考えたんだあ?。
三田先生は、盆踊りスリラーをしながら、校庭をすりすり動き回っていた。
「でも、何でスリラーなんだろ」
みきおとぼくは首を傾げた。
「まあ、楽しけりゃいいじゃん」
そして、三田先生のあとについて、ぼくらもスリラーを真似しながら、踊ってきた。
三田先生、サイコーだよっ、盆踊りがっ。
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