近隣の畑では農家が小まめに農薬散布するので殆ど蚊は発生しないが、自分で食べる野菜・果物を作る家庭園芸では止むを得ない状況でしか農薬を散布しないので、蚊も含めた病害虫が多くなる。日照りが続けば、それが蚊の温床となることはわかっていても野菜や果樹への散水は欠かせない。その結果、近隣の畑よりもどうしても蚊が発生しやすくする。
畑に出るときは長袖・長ズボンは当たり前だが、暑いからと薄い生地の服やズボンを着用すると奴らはその上から突き刺してくるので、猛暑であっても厚めの生地を着用せざるを得ない。その結果、汗をかく量が半端ないし疲れも早いが、蚊に刺されまくるよりはいい。それでも顔や首筋は無防備なので、蚊の餌食になってしまう。
蚊除けスプレーや塗り薬などがあるみたいだが、時折なら別にして、毎日のように使うとなると副作用があるかもと気にしてしまう。「刺されたらしゃーない」。「ムヒ」を塗っても痒みは治まらないが気休めに塗るしかないと思ってきた。
今年、畑に出るごとに数カ所刺される状況に辛抱しきれなくなり、今まで作業がしづらいかもと敬遠していた蚊除けグッズを使ってみた。「ええやんか」「完璧やんか」「邪魔な時だけ、顔の前だけ上げればええんや」「なぜ、早よから使わなかったんやろ」。今は、畑で蚊に刺される「イヤな気分」から完全に解放されている。