紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

天井から水滴が・・・<顛末記録:感謝>

2020年02月27日 | 田舎暮らし&家族

今日のブログの要旨は以下のとおりです。

廊下の天井から水滴がジュワッと滲みだしているのを発見し、「エライコッチャ」となった。

目視できる範囲では漏水箇所がみつからなかったので、壁を壊したりの工事が必要かもと覚悟していた。

今日、幸いなことに壁を砕いたりすることなく水道管修理ができて、ホッとしている。

それだけのことです。

・・・・・・・・

以下は、我が家の出来事として、記録に残しておくための記述ですので、読み飛ばして頂いて結構です。

・・・・・水漏れ・その顛末記録・・・・・

①数日前、1Fの廊下の天井と柱の間から、水滴が滲みでているのを発見。

すぐに水道屋さんに来てもらった。2Fに配管しているのは「トイレ」と「手洗い」の2カ所。滲みだした場所からすると、その真上は「手洗い」。

③水道屋さんが、2Fの「手洗い」を点検してくれたが水漏れは発見できなかった。

④残るは、「1F天井裏から2F手洗いのタイル壁」の間の配管が隠れた箇所だった。

⑤配管は、水道管と排水管の2種類。タイルを割って壁を取り除くにしても、どちらかを特定しないと工事規模も変わってくる。

⑥水道屋さんと相談し、漏水が水道管か排水管かを絞り込むため、数日間、2Fの「トイレ」も「手洗い」も使用せずに様子を見守ることにした。

⑦その間、天井からの漏水で廊下が濡れたりしないようにとタオルを当てた。タオルの濡れ具合で漏水の程度も把握することになった。

⑧その間、うっかりミスがあった。いつもの癖で、夜間、ついついトイレや手洗いを使ってしまった。

⑨このため、漏水が水道管なのか排水管なのかの判断ができなくなったのでタオルを取り替えてやり直した。2Fトイレ入口に、夜でも目につくよう、「使用中止」の大きな貼り紙をした。

⑩新たに3日間、様子をみた。2Fの手洗いもトイレも使用していないのに、タオルが濡れていた。水道管の漏水が確定した。

⑪水道屋さんと相談した。2Fのタイル壁を壊しての漏水探しは、最終手段とし、先に、1Fの天井に穴を開けて配管をチェックすることにした。

⑫その場で知り合いの工務店に頼んだ。漏水と聞いて慌てたのか、「30分だけ待ってほしい」と。「いや、チョロチョロしか漏れてないから、そんなに急いで来てくれんでも構へん」 水道屋さんには、穴が開いたら連絡するからと帰って貰った。

⑬ほどなく、工務店の社長さんが大工さんを連れて来てくれた。どこかの現場から、急いでかけつけてくれたとのことだった。有難かった。

⑭天井に穴を開ける箇所を相談した。柱をみながら梁の通っていそうな箇所を避けて穴を開けてもらうことにした。社長が帰り、大工さんが残って作業してくれた。

⑮「穴が開いた」という声に、脚立に乘って覗いてみた。大きな梁が見えた。電気の線も見えた。配管が見えなかった。奥の方をみると、梁の反対側に、配管の一部がわずかに見えた。

⑯大工さんによると、こんな大きな梁なんて最近はない。立派すぎて、反対側の配線や配管が殆ど隠れてしまっているとのことだった。

⑰やむなく、大工さんに頼んで「梁の反対側」にも穴を開けてもらった。開けた時に必要な枠が1つ足らんと言うので、社長に電話し届けてもらった。

⑱結果として、2つの穴を開けてもらうことになった。

⑲脚立に乘って、2つ目の穴を覗いた。大きな梁が横に通っているのが見えた。大小の配管が横に走っているのも目に入った。

⑳細い方の水道管を目で追った。直角バルブの継ぎ目に水滴を見つけた。ヤッターと思った。タイル壁を取り壊さずに済む!

水道屋さんが戻ってきてくれて、漏水箇所の配管を取り替えてくれた。良かったー

※水道屋さんによると、現代では昔のようなパイプではなく、ホース状で材質も変わっているとのことだった。

 

・・・・・よもやま話(水道屋さん)・・・・・

親の代から我が家の水回りを任している「水道屋さん」。配管修理中に声をかけた。

「そこ、水漏れしてんの、文句はお父さんに言ってよ」と。

大笑いになった。

続いて、作業手伝いに来ていた息子さんに声をかけた。

「修理しているところ、よう、見といて。ここ悪うなったら、お父さんに文句言うてよ」

また、大笑いになった。

親子3代、「おおきに」やで。助けられた。

漬物を持って帰ってもらった。

・・・・・よもやま話(工務店さん)・・・・・

工務店の社長さん、2年ほど前にも助けられた。年の暮れに孫が縁の大きなガラスを割った。どこも正月休みだった。

正月は、木の雨戸を閉めるしかないかと覚悟した。とりあえず、社長に電話した。すぐ、手配し交換してくれた。有難かった。

今日、連れて来てくれた大工さん、我が家の別棟を建てる時、仲間と一緒に大工仕事をしてくれた人だった。ご縁を感じた。

2人とも、他の仕事中にもかかわらず、迅速に対処してくれたことに感謝するばかりだった。

これから他の仕事先に戻ると言うので、後日、漬物を届けることにした。

・・・・・・・

築40年の木造家屋。柱は年月とともに締まってくるし、小さな地震でも配管の継ぎ目は引っ張られたりしているはず。いつ水漏れが起こっても不思議はない。

手間な事なのに、他の仕事を中断してまで駆けつけてくれた「水道屋さん・工務店さん」の真心に胸が熱くなった。

ホンマ おおきに!

 



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