台風が予想より早まり、13時半頃に紀伊半島南部(田辺市)に上陸した。直撃はしなかったが、台風の中心から、わずか約50kmしか離れていなかった。
13時前から急に暴風と猛烈な雨に見舞われ、北側の雨戸をたたきつける雨音とビューンとうなる風音を聞きながら、息を潜めて通り過ぎるのを待った。今まで多くの台風を体験してきているせいか、意外と小型であっさり去ってくれた気がしている。それでも最大瞬間風速が30m以上、1時間雨量が「60mm超」だったと聞くと、「あなどれない台風」だった。
風が収まり雨も止んだので、家の周りや畑を見回った。木の葉がアチコチに飛び散っていたが、幸い、心配した畑の「若木」も大きく傷んでなさそうでホッとしている。