今朝、直売所のバックヤード裏を歩いていた時、軽トラックの荷台で値札をつける作業をしていた女性がいたので積み荷を見ると、鮮やかな黄色のカリフラワーだった。
「立派やなあ! 虫ついたりしてないから作るの大変やろうなあ」と通りがかりに声をかけると、
「今年は手入れできなかったので虫だらけだし、雑草もカリフラワーと同じぐらいの背丈まで伸び放題」との言葉が返ってきた。
栽培方法などを聞いたり、紫やいろんな色もあるとか教えてくれたりと会話が弾むうち、
「1つ、どうぞ」と渡してくれたので、
「せっかく、出荷してきたのに貰われへん。」と固く辞退したにもかかわらず、
「いくらでもあるので、どうぞ・どうぞ」と言われ、頂くことにした。
お返しにと、「今、安納芋を出荷しにきたところなので、よかったらどうぞ」と言うと、
「ウチも安納芋、作ってるので」との返答だったので、お礼を言ってカリフラワーを遠慮なく貰ってきた。
直売所のバックヤードでは、顔見知りの人・そうでない人が行き交うが、誰にでも気軽に声をかける雰囲気もいいし話が弾むこともあり、出荷者同士の交流の場ともなっている。