紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

ミシン初体験 園芸ズボン裾上げ

2015年03月23日 | 田舎暮らし&家族

先日、剪定枝を焼却した際、ズボンの一部が焼け穴が開いたので新しく作業ズボンを買ってきた。家内は針仕事は苦手なので、裾上げは、いつも嫁に行った長女に頼んでいる。ただ、今月は来る機会がないので4月になるとか。

我が家には、家内の実家から貰ってきたミシンが眠っている。家内は「使ったことがないので、裾上げなんて無理」と言う。説明書を読みながらチャレンジした。家内も知っている範囲でアドバイスしてくれた。作業着だから『ヘタクソでもいい。裾さえ短くできたらいい。エイヤ』でやってみた。以下は、自分にとって感動の記録。

1.糸、2カ所から出るなんて初めて知った。針に通す上糸、迷路のようにアチコチ通すのにはビックリ。最後に針に糸を通すとき、補助具の針通しを操作してとあったが何回やってもできない。それならと、直接、針に糸を通したらあっけなくでき安堵。下から出てくる糸はどうするのかなと思っていたが、手順通りの操作をすると自動で上にあがってきたので感動。これで準備できた。

2.ズボンの裾を計り余分な部分をハサミで適当にカットした後、2cmぐらい内側に織り込んだ。織り込んだら、幅が均一でなかったが、『まあ、いいっか』。

3.横から、家内が「直線縫いでいい。スピードはゆっくりにしたら」の声。「ズボンを筒にして縫わないと」言われ、差し込めるようにとアチコチ触り部品が外れてOK。「表側から縫わないと下糸が黒だから目立つ」との声に、『裏にしないと織り込んだ幅がわからん。縫い目の黒が見えても、かまへん』と拒否。

4.スタート/ストップボタンは家内に頼み、ミシンがけスタート。横から「厚いところは引っ張らないと」と言われ、ズボンを引っ張りながら10数センチすすむと針がポキンと折れ飛んだ。針を替え、再スタートするも、またポキン。『ズボンを引っ張ると針も引っ張られ、金具に当たるからや。引っ張ったらアカンのや』。一周、縫ったあと、『いやらしいけど二重縫いや』。もう片方は、トラブルなく一気に完成。

5.出来上がりを見ると、「直線縫い」を選んだのに、カーブしていたり、ジグザグしていたり、二重縫いであったり。『まあ、いいっか。野良仕事、誰もズボンの裾を見る訳ない!』 

ミシン、楽しかった。愛着いっぱいのズボンができた。