下塗りシーラー塗装

久しぶりに、朝からの晴天に恵まれた昨日の岡山市です。

雨模様が続きましたから、塗装屋として、嬉しい限りです。

前日までにひび割れのコーキング埋補修を終えていましたので、
この日は塗装の第一段階の作業、
「下塗りプライマー塗装」をいたしました。

使用塗料は、「水生セラミプライマー」です。


外壁用の塗料において、実績もあり評価も高い
「エスケー化研」社の下塗り専用の塗料です。


この「プライマー」。なぜ必要なのかと言いますと、
経年劣化が見られる外壁は表面が荒れておりますので、
「水分を吸い込みやすく、塗料が付着しにくい」
といった状態になっています。


そのまますぐに仕上げ塗装をしてしまいますと、

①壁が塗料を吸ってしまい、何回塗ってもムラになってしまう。
②塗料の密着が弱く、数年で剥がれてしまう恐れがある。

といった不具合がでる恐れが高いんですよ。

それを防ぐための工程がこの、「下塗りプライマー」です。


壁の表面に膜を張りますので、「塗料の吸い込み」を防ぐとともに、
強力な密着力で、仕上げ塗料の密着度を高めます。
外壁塗装において、まさに「不可欠」な工程と言えるものであります。


細部は丁寧にハケ塗りし


広い面はローラー塗装です


屋根を塗る場合、壁を塗る場合を問わず、
「下塗り塗装」は必要な工程ですので、
ご自身で「ＤＩＹ塗装」をされる方もぜひとも、
下塗り塗装をされることを強くお勧めします。