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岡山県倉敷市の塗装屋日記

岡山県倉敷市の共栄塗装店の2代目が、仕事から日々日常の事まで書いております。

軒天塗装

2010年10月27日 20時30分50秒 | 屋根と外壁の塗装2010年10月岡山
岡山市のお客様宅の屋根・外壁塗装作業。
昨日(26日)の作業を紹介いたします。

まずは、鼻隠しの仕上げ塗装の2回目をおこないました。


これで2回目の仕上げ塗装が完了ですが、
まだまだ完成とはいきません。
後日、3回目の仕上げ塗装をいたします。



次の作業は、昨日までに下塗りシーラー塗装を
済ませておいた「軒裏天井」に、仕上げ塗装の1回目をしました。

壁や軒裏天井とのさかい目は、慎重にハケ塗りをします


そして広い面はローラーにて、塗装しております

塗装後です。この軒裏天井には後日、
2回目の塗装をいたします



その後、外壁にも仕上げ塗装の1回目をおこないました。

使用塗料の、「水性セラミシリコン」です。



やはりさかい目は、はみ出さないようにハケ塗りし

広い面はローラー塗装です。


1回目の仕上げ塗装、完了後です。



外壁アップ写真の
塗装前です

下塗り後です

仕上げ塗装(1回目)後です




続いての作業です。
モニエル瓦屋根に下塗り塗装(1回目)をいたしました。


このモニエル瓦。特殊なタイプのセメント瓦でありまして、
長持ちのする塗装に仕上げるには、「下塗り3回塗り」
が必須な瓦です。

その下塗り塗料も専用のものが必要でありまして、
そこを間違えると、はやい時期に「塗料がはがれる」という
トラブルをおこす恐れがあるため、ただひたすらに、
手を抜かずに下塗りを塗り重ねることが絶対条件となります。


使用する下塗り塗料は、「スラリー強化プライマー」です


「主剤」に「硬化剤」を混ぜ合わせる、「2液製」の
塗料でありまして、硬化剤混入後はその当日に使い切らないと、
翌日には固まってしまい、使用できなくなる塗料です。


当日使用するだけの量を作り、作ったあとはひたすらに、
塗るのみであります。

翌日以降に2回目、3回目の下塗りをおこないます。




外壁の下塗り塗装

2010年10月26日 21時00分51秒 | 屋根と外壁の塗装2010年10月岡山
岡山市のお客様宅にて、
屋根と外壁の塗装をさせていただいております。


更新が遅れてしまい申し訳ないのですが、
先週の金曜日の作業から、紹介いたします。

まずは、外壁に発生している「ヒビ割れ」の補修です。

下の写真のように、ヒビ割れている部分が多々見られましたので


コーキングにて、ヒビを埋めました。


使用したコーキングは、「ウレタンコーキング」です。

この「ウレタンコーキング」。
「低モジュラス・ノンブリード」タイプの製品であります。
通常では聞くことの無い言葉ですよね。

簡単に説明しますと、この「低モジュラス・ノンブリード」タイプ
ではないコーキングを使用しますと、数年後に
コーキングの上だけ汚れたように変色する恐れが高いです。
また、コーキングの上に塗った塗料がはがれる、という恐れもあります。


そこでコーキングが変色しないようにするために
効果を発揮するのが、「ノンブリード」

塗料がはがれないようにするために
効果を発揮するのが「低モジュラス」という成分です。

この「低モジュラス・ノンブリード」タイプのコーキングは
ウレタンコーキング以外に「変性シリコーン」でも存在しますので、
ご自身で塗装をお考えの方は、このどちらかをご使用ください。


さて、ほぼすべての目地にヒビが発生しておりましたので、
そのすべてにコーキングを塗布いたしました。



その後、コーキングを乾燥させる時間を利用して、
外壁の西面と北面に養生をし、鼻隠しの塗装(1回目)
をいたしました。


この鼻隠し、「木製」なのですが塗料の吸い込みが激しいので、
最低でも「3回塗り」が必要となります。
この日は1回のみの塗装ですが、今後2回目、3回目を経て
長持ちのする、美しい仕上がりにいたします。


その後昼より、軒裏天井の下塗り塗装
「エポキシ系」のシーラーを塗装しております。


さらに続いて、外壁に下塗り塗装をいたしました。
使用塗料の「ソフトサーフSG」です。
乾くとゴム質になり、ひび割れにくくするための塗料です。


旧塗膜が「リシン」や「スキン」や「スタッコ」の場合、
表面がザラザラとしているため、いきなりこの
「ソフトサーフSG」を塗ると付着性に疑問が残るのですが、
今回のお客様宅は、表面がツルツルとした「ボンタイル」ですので、
シーラーを省いて、「ソフトサーフSG」を下塗りとして選択いたしました。

下の「スキン」のようにザラザラとした表面の場合は、
「ソフトサーフSG」の前に、シーラー塗装が必要です。


今回のお客様宅の旧塗膜は「ボンタイル」ですので、
下塗りは「ソフトサーフSG」のみで十分となります。



このように、「ソフトサーフSG」を塗り進めました。




「ソフトサーフSG」塗装前です

「ソフトサーフSG」塗装後です









モニエル瓦の高圧洗浄

2010年10月22日 22時39分16秒 | 屋根と外壁の塗装2010年10月岡山
岡山市のお客様宅にて、
屋根と外壁の塗装をさせていただいております。

足場屋さんに仮設足場を組んでもらったのが、18日。
その翌日、屋根と壁の高圧洗浄をしました。

モニエル瓦屋根・洗浄前です

洗浄後です



瓦の表面に付着したコケや汚れを除くのはもちろんのこと。
モニエル瓦は表面に「着色スラリー」というセメント粉を
吹き付けてある、特殊なセメント瓦です。

この「着色スラリー」は経年劣化により、
非常に剥がれやすい状態になります。
なので、まずは剥がれそうな「着色スラリー」を、
剥がれるだけ剥がす、という役割も高圧洗浄には求められます。

洗浄の際に「着色スラリー」が水と一緒になって落ちますので、
このように、流れ出た水も「茶色」になってますね。



洗浄前です

洗浄後です



洗浄前です

洗浄後です

外壁塗装・足場

2010年10月19日 21時48分27秒 | 屋根と外壁の塗装2010年10月岡山
昨日より、岡山市のお客様宅にて、
モニエル瓦屋根と、モルタル外壁の塗装を
開始させていただきました。

お客様、よろしくお願いいたします。

初日の昨日、足場屋さんが仮設足場を組み立ててくれました。


これで安心して、安全に作業ができます。
足場屋さん、ありがとうございます。


お客様宅の屋根は「モニエル瓦屋根」です。


表面に「スラリー層」という特殊なセメント粉を吹き付けてある
セメント瓦の一種でして、
塗装の際にも、通常とは異なる塗装工程が必要となります。

長持ちのする塗装を実現させるためにも、
念を入れて塗装作業をさせていただきます。