HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

ブルクミュラー・イタリア語講座

2011年11月11日 | ブルクミュラー
M3ちゃん(中1):
今日から「ブルクミュラー」を始めました。
中学生になっての開始なので、小学生がやるのと違って、すぐに1曲を仕上げることができます。
今日1回のレッスンで、1曲目の「素直な心」が完成し、次の「アラベスク」もひととおり弾いてみるところまでできました。

私は「ブルクミュラー」が ピアノ奏法の入門教材として とてもいいと思い、生徒たちに与えています。

「ブルクミュラー」の良い点:
1.ひとつの曲で ひとつのテクニックを学習するような仕掛けになっている。(ちなみに「素直な心」は8分音符、「アラベスク」は16分音符)
2.それぞれの曲は ただの練習曲というよりも、いろんな表情を持った「小品」として、イマジネーションをかき立てる魅力があり、楽しんで弾くことができる
3.簡単な音楽用語がほどよく書き込まれていて、これを経験し、覚えることができる。

以上のようなことです。
今日は、M3ちゃんに、3つ目のメリット「音楽用語」をたっぷり利用してみました。
「いちばんはじめに、dolce って書いてあるね。ドルチェって、よくいろんなところにつけられてるよねって、前、M3ちゃんも言ってたね。どんなところにあるのかな」
「お菓子!」
なるほど。食いしん坊のM3らしい着眼点だ。
「お菓子かぁ。なるほど。ドルチェって、どんなお菓子かなあ」
「うーん、なんか、トローッとしてるっていうか・・・味は甘い」
「そうね。dolceって、だいたいそんな意味だよ」
「『甘い』って意味?!
うーん、味方面っていうか・・・『柔らか』方面かな。優しく、とか可愛らしく、とかふんわりと、みたいな」
「あ、そうか・・・」
「今度、ほかの曲でdolceって記号みたら、そのお菓子のこと思い出してね。『決して"堅焼きセンベイ"ではない』って」
「わかった」
「じゃ、この、まん中のところにある"dolce e poco riten." ドルチェはわかるね。"e" は、英語の"and"と同じ意味だよ。アンドって何?」
「えと・・・"おわり"?」
「それは"エンド"でしょー!アンドだよ、アンド!」
ソファーでマンガを読んでいたMちゃんが、すかさずツッコミ。

このようにして、「音楽用語・イタリア語講座」は楽しく進んでいくのでした・・・


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