K子さん (大人):
「不思議に思ってることがあって…」と K子さんが言いました。
「曲って… 例えばハ長調とかの曲があって、それで始まってても、途中で変わって 違う調になってたりすることって…?」
あるある。あるよ。
K子さん、よくそこに気がつきましたね!
曲の途中で さりげに転調されてることはよくあるし、それがあってこそ、曲に広がりや深みが出て面白くなるのです。
バッハなんて 転調に次ぐ転調で、その度に 壮大な世界が広がっていく。だから面白いのよ。
逆に、転調が何もない曲は 単純で面白くないです。
「例えば…」と K子さんのブルクミュラーを開き、今練習している 7番、「清らかな小川の流れ」を見てみます。
調子記号は ♯が一つついた「ト長調」ですが、後半はドの音に ことごとく臨時記号で♯が付いていて。これってニ長調でしょ⁈
そう、さりげにニ長調へ転調されてるんですよ。
「ブルクミュラー」は 初心者用の練習曲集ですが、ほとんどの曲で たった1ページか2ページで完結する小さな曲の中に さりげない小さな転調が隠されている、なーかなかの作品集なんですよ。
「転調」に注目しながらブルクミュラーの1曲1曲を見ていくのも、また新しい発見があって面白いかもしれません。
興味のある人は やってみて!
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