goo blog サービス終了のお知らせ 

HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

「フィルイン」のやり方🎵

2025年03月17日 | 弾き語り

チャーリーさん(メンズ)がヒバリ教室でやってる弾き語りは、楽譜を買ってきて その通りに弾いたり歌ったりするのではなく、自分で自分のキーや歌い方で歌い、それに合ったピアノ伴奏を自分でアレンジする、というスタイルで、言ってみれば「上級スタイル」かもしれないです。

チャーリーさん歌の実力はバッチリなので、ピアノさえそれに合わせて弾ければ 鬼に金棒なんだけどね。

チャーリーさんが今レッスンしているのは「桃色吐息」という歌です。

1980年代リリースの曲ですが、それから現在に至るまで多くのアーティストにカバーされていて、今回チャーリーさんは 徳永英明バージョンの演奏を参考にして練習中です。

ポップスの演奏は「フィルイン」を上手に使うと、アレンジにメリハリがついて素敵になります。

フィルイン(Fill-in)とは、メロディーの区切りの合間に ちょっとしたフレーズを投入することで、単に「フィル」と言ったり「オカズ」と言ったりします。

譜例は 徳永英明バージョンのフィルインをヒバリが書き取ったもので、歌詞の区切り区切りに、短いメロディーフレーズが挿入されています。

チャーリーさんはとても頑張って弾いてきたんですが、ボーカルはプロでもピアノは初心者なので、フィルインを入れるたびにリズムが止まったり、何度も弾き直したり、肝心の歌が止まったりしてしまいます。

フィルインは、単なるオカズなので、フィルインに全エネルギーを注いで肝心の歌が後回しになったら元も子もない。

まずはメインの歌を、自分のスタイルでしっかり歌うこと、そしてフィルインは、歌詞の切れ目とかで余裕があった時に、ちょこっと入れればいいのです。

また、必ずしも何かメロディーを弾かなきゃ、というんじゃなく バッキングのリズムを ちょっと変化させるだけでもいいのです。

たとえば,右手のバッキングを ターンタ、ンターン…とかで続けていたなら、メロディーの区切りの所で ンタタン、タターン、とか、ちょびっとイレギュラーを投入すれば、それで充分フィルインになります。

こういうリズムの変化を「リズムフェイク」といいます。

チャーリーさんには、次回はもっと気楽に、リズムフェイクをメインにしてみて、とアドバイスしました。

なにしろ、せっかくのイケボが途切れたり、スカスカの声になったりしたらもったいないからね

HP HIBARIピアノ教室 

Youtube HIBARI PIANO CLASS



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。