HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

「ありのままで」ブワーンの演奏とは?

2019年02月02日 | レッスン日記(小中高生)
Mちゃん(中2):
月が変わって、2月になったばかりの今日。ハノンで弾く練習も 「2月2日だから2番」です。
2番だから簡単だよね、と先生は思ったけど、いきなり完璧に弾くのは難しいようで、ミスが散見…最初の3つの音を掴むのがあいまいだからだね。
そこで いつもの手段、「最初の3つの音を和音として」同時に押さえて形を覚えます。
使ったリズムは、ジャズ。
3つの音で作った和音を素早く押さえ、「ダダッ」とジャズタッチで弾き重ねることで、手の形が定着でき、ジャズのノリも体験できたと思います。

さて、メインの「レリゴー」ですが
「なんか盛り上がった感じに弾けてない…」というのが、Mちゃん本人の感想です。
「盛り上がらない?自分の気持ちがブワーンと盛り上がってないとダメだよ?」
「自分の気持ちは ブワーンとなってるんだけど、弾くとブワーンになってない…」
どれどれ。
どうブワーンじゃないのか?
Mちゃんに弾いてもらい、いくつかの直しとアドバイスをしました。
1. クライマックスに向かって少しずつ音の厚みが増すように、メロディーに重音や和音の付ける、そのハウツーをアドバイス。
2. オーケストラと違い ピアノはメロディーを伸ばしながらのクレッシェンドはできないので、左手の伴奏でクレッシェンドを演出していく。そしてそのハウツーをアドバイス。
3. そして、それらを使いながら先生のお手本演奏。

「やってごらん」と言われて、Mちゃんが弾いてみます。
「ほら、すっごくよくなったじゃない!ブワーンになってるよ」と先生。
「さっきと全然違う。ブワーンになった!」とMちゃん。
なんか"大阪のおばちゃん"みたいですが、「ブワーン」で全てを表現した本日のレッスンでしたwww

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。