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HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

爪は大事

2011年06月06日 | レッスン日記(小中高生)
Sちゃん(小1):
ピンクのバーナムが大分進みました。
これと並行して、前に終了し オレンジのバーナムも使い、こちらの曲はルーレットでどれを弾くか決めて、なんどもくり返し経験するようにしています。
「オレンジの本は、もう 一回は合格になった旭南だから、できれば速く弾いてね」と 先生から言われています。
いっしょうけんめいに速く弾こうとすると、まだ細くて弱いSちゃんの指は、第一関節がペタンと折れたようになり、手の形のアーチも たちまちつぶれてしまいます。
「小さな音でいいから、指を丸くして、関節が折れないように」ということに専心して弾くように指導しています。
先週も、同じようにレッスンしたのですが、小さい子どもたちが ムリヤリ速く弾こうとしたり、強く弾こうとしたりすると、手の平~手首~肘~肩~上体 と、どんどん指とは離れた部分に頼り、力が入っていき、結果的に指はますますつぶれてしまいます。
また、とても大事なのは爪の形。
爪が伸びていると、最適なポジションやフォームで打鍵することができなくなります。
爪がじゃまになって、指を丸くしたり 指の先端で弾いたりできず、関節やアーチがつぶれた形でしか弾けません。

今日、Sちゃんは爪が少し伸びていたので、いつもちゃんと切っておくようにと言いました。

みんなも、うっかりしていると爪を切るのをわすれて 長くなってしまうこともあると思います。
毎週、レッスンの前日に 必ず切ること、とか決めておくと、いつもよい状態の爪に保つことができますよ。