先週、一人でレッスンできず ママにつきそってもらったNちゃんでしたが、今日は、ちゃんと一人でレッスンにやってきました。
ピアノの前に座って、何気なく遊び弾きをし始めたのは「きらきらぼし」のメロディーのようですが、Nちゃんの弾いているそれは 16分音符の連続で、まあ言ってみれば 変奏曲みたいにフェイクされているのでした。
「Nちゃん、それ、いいね。もっと弾いてよ」
「うん、いいよ。こんな風にも弾けるよ」
Nちゃんは ピアノの右の方に移動して、もっと高い音で弾きました。
「きれいだねえ」と応じると、Nちゃんもその気になったらしく、テンポがゆったりとなり、そのため もっと夢見るような響きになりました。
「こんな風にもできる」
Nちゃん、今度は左に移動して、うんと低い音で弾いてみます。
結局、弾いているメロディーは同じなんだけど、高い音で弾いたり低い音で弾いたりすることによって、Nちゃん自身は ちがうバリエーションを弾いているかのような気分を味わっているようです。
「Nちゃん、すごいね。いろんな弾き方、考えたね」と言うと、Nちゃんは得意そうに
「わたしが作った歌もあるの」と、歌い始めました。
それは、ゆったりとした子守歌っぽいもので、しみじみと美しいメロディーでした。
「えっ、それ、すごくいいよ。弾いてみようっと」
先生は、今聴いたNちゃんの歌を、1フレーズずつピアノで伴奏をつけながら 再現してみました。
「
こう?これで合ってる?」
「うん、合ってる。」
「ほんと? じゃ、その続きをもう一度歌ってよ」
「いいよ。2番ね

」
「さっきと違うじゃん」
「いいの。これであってるの」
「じゃ、もう一回」
こんなふうにして、8小節ほどのメロディーを聴き取って伴奏をつけ、忘れないように採譜もしました。
「Nちゃん!これ、すごくいい曲だから、また来週も弾こう。おぼえて、上手に弾けるようにしようね」
「うん、わかった」
こうして、今日は テキストを弾く前に オリジナルアレンジ&オリジナル作品の追求に 大幅な時間をかけてしまったレッスンとなりました。
テキストはあんまり進まなかったけど、逆に、これこそ音楽だ、という感じがしました。
ピアノの前に座って、何気なく遊び弾きをし始めたのは「きらきらぼし」のメロディーのようですが、Nちゃんの弾いているそれは 16分音符の連続で、まあ言ってみれば 変奏曲みたいにフェイクされているのでした。
「Nちゃん、それ、いいね。もっと弾いてよ」
「うん、いいよ。こんな風にも弾けるよ」
Nちゃんは ピアノの右の方に移動して、もっと高い音で弾きました。
「きれいだねえ」と応じると、Nちゃんもその気になったらしく、テンポがゆったりとなり、そのため もっと夢見るような響きになりました。
「こんな風にもできる」
Nちゃん、今度は左に移動して、うんと低い音で弾いてみます。
結局、弾いているメロディーは同じなんだけど、高い音で弾いたり低い音で弾いたりすることによって、Nちゃん自身は ちがうバリエーションを弾いているかのような気分を味わっているようです。
「Nちゃん、すごいね。いろんな弾き方、考えたね」と言うと、Nちゃんは得意そうに
「わたしが作った歌もあるの」と、歌い始めました。
それは、ゆったりとした子守歌っぽいもので、しみじみと美しいメロディーでした。
「えっ、それ、すごくいいよ。弾いてみようっと」
先生は、今聴いたNちゃんの歌を、1フレーズずつピアノで伴奏をつけながら 再現してみました。
「

「うん、合ってる。」
「ほんと? じゃ、その続きをもう一度歌ってよ」
「いいよ。2番ね



「さっきと違うじゃん」
「いいの。これであってるの」
「じゃ、もう一回」
こんなふうにして、8小節ほどのメロディーを聴き取って伴奏をつけ、忘れないように採譜もしました。
「Nちゃん!これ、すごくいい曲だから、また来週も弾こう。おぼえて、上手に弾けるようにしようね」
「うん、わかった」
こうして、今日は テキストを弾く前に オリジナルアレンジ&オリジナル作品の追求に 大幅な時間をかけてしまったレッスンとなりました。
テキストはあんまり進まなかったけど、逆に、これこそ音楽だ、という感じがしました。