2週間もお休みがあって、ギラギラと太陽に焼かれる8月のど真ん中。
みんな、レッスン忘れずに来るかなあ・・・と、思わず半信半疑になりそうだった、久々のレッスン日。
来ました!来ましたよ。
夏休み後 初日の今日は、K小学校の「ウォーリーズ」4人が来る日。
全員、ちゃんと元気にやってきました。
疑ってすまん。
Tちゃん(小3):
夏休み前に宿題にしておいた「ゆうやけこやけ」を、ちゃんと両手で練習してきていました。
やさしい日本の歌ですが、シンプルなだけに少し凝ったアレンジがしてあり、その分たいへん美しいしっとりとした曲になっています。
伴奏が 思いがけない和音になっていたり、部分的に多声部になっていたりと、なかなかの編曲でしたが、Tちゃんはきちんと譜を読んで、最後まできれいに弾いていました。
来週は、ペダルも全曲通して使い、たっぷりと表現しようということになりました。
Tくん(小5):
元のテキストにもどり、最初の練習曲は「愛のロマンス」、別名「禁じられた遊び」で知られている、スペイン民謡です。
「この曲ね、もともとはギターで弾く曲なのよ」と言うと、
「じゃ、お父さん弾けるかな。ギター持ってるし」
「きっと弾けるよ。弾いてもらってごらんよ」と話題は発展しました。
コード奏法が得意なTくんなので、Aマイナーのこの曲、まずはコードの和音で伴奏してもらいながら、先生がメロディーを弾いて 曲の感じをなにげにつかんでもらうことに。
その後、伴奏を「ラ、ド、ミ、ラ、ド、ミ、」と四分音符で刻む弾き方もやってみます。
メロディーも飲み込んだようなので、一人でメロディーにコードをつけて弾きます。
「じゃね、来週は、もっとギターっぽく弾いてくることにしよう。右手の音符ひとつに、左手は『ラドミ』と三連符を入れるの。1小節では、ラドミ、ラドミ、ラドミ、と9つの音符が入ることになるから、けっこう速くて細かいけど・・・できると思うから。そしてペダルをつけるのよ。こんなふうに」
先生は弾いてみせます。
「ね、ギターで弾いてるみたいになるし、大人っぽくてかっこいいと思わない?」
「うん、やってみる。できると思う」
よしよし。今までよりぐっとかっこいいコード奏ができそうなTくんです。
Mちゃん(小6)
発表会では、今までにやったことのないサンバの曲を、ドラムをバックにつけてもらってリズミカルに弾いたMちゃん。
もとのテキストは「ブルクミュラー」です。
ラテンテイスト満帆のサンバから、クラシック練習曲の「ブルクミュラー」におとなしく戻れるのかな。
・・・と思いきや、Mちゃん、ちゃんと練習してきていました。
「無邪気」という、16分音符連続の ちょっとややこしい曲でしたが。
そうだ、こうやって、一人でちゃんと練習してくるMちゃんだったんだよね。
疑ってすまん。
先生が、右手パートや左手パートを交代に分担しながら、数回パート練習をすると、勘のいいMちゃんですから、曲をとらえるのもすぐでした。
来週は完成を目指すことができそうです。
M3ちゃん(小6):
嵐のニノが好きなM3ちゃん、発表会が終わったばかりなのに、「来年はぜったい、ニノの『虹』を弾く!」と宣言して、その『虹』を弾いている。
その楽譜は、自分のお小遣いで買った分厚い楽譜集です。
M3ちゃんもコード奏がお気に入りで、この『虹』も、伴奏の楽譜を見るよりコードで弾く方が簡単なのです。
せっかくだから、コード譜に書いてあるいろんな記号や約束事を教えて、さらにコードが上手に使いこなせるようにと指導しました。
また、コードネームだけでなく、書いてある楽譜も見て両方照らし合わせると、弾き方のヒントになるよ、ということもアドバイスしました。
前回、夏休みになる前にも 少しそのことを言ってあったので、M3ちゃんはちゃんとコードの弾き方をきめ細かに使い分けるようにしていました。
発表会を経て、そして2週間の夏休みを終えたあと 再会したウォーリーズたちは、一人一人みんな、それぞれの長所や個性が よりはっきりと現れてきていました。
Tちゃんは正確なピアノ奏法が巧みになっているし、Tくんはコード奏がさらにうまくなり、左手もとてもよく動くようになっているし、Mちゃんは譜読みも指運びもさらに上達しているし、M3ちゃんはコードに深みが出て、メロディックな表現がきれいです。
どれも、前から「○○ちゃんのいいところは これだなー」と思っていた、彼らの特徴です。
それが、さらに磨かれて、その子らしく輝きを増していることに驚き、また嬉しく思いました。
暑い夏なのに、みんなえらい!
みんな、レッスン忘れずに来るかなあ・・・と、思わず半信半疑になりそうだった、久々のレッスン日。
来ました!来ましたよ。
夏休み後 初日の今日は、K小学校の「ウォーリーズ」4人が来る日。
全員、ちゃんと元気にやってきました。
疑ってすまん。
Tちゃん(小3):
夏休み前に宿題にしておいた「ゆうやけこやけ」を、ちゃんと両手で練習してきていました。
やさしい日本の歌ですが、シンプルなだけに少し凝ったアレンジがしてあり、その分たいへん美しいしっとりとした曲になっています。
伴奏が 思いがけない和音になっていたり、部分的に多声部になっていたりと、なかなかの編曲でしたが、Tちゃんはきちんと譜を読んで、最後まできれいに弾いていました。
来週は、ペダルも全曲通して使い、たっぷりと表現しようということになりました。
Tくん(小5):
元のテキストにもどり、最初の練習曲は「愛のロマンス」、別名「禁じられた遊び」で知られている、スペイン民謡です。
「この曲ね、もともとはギターで弾く曲なのよ」と言うと、
「じゃ、お父さん弾けるかな。ギター持ってるし」
「きっと弾けるよ。弾いてもらってごらんよ」と話題は発展しました。
コード奏法が得意なTくんなので、Aマイナーのこの曲、まずはコードの和音で伴奏してもらいながら、先生がメロディーを弾いて 曲の感じをなにげにつかんでもらうことに。
その後、伴奏を「ラ、ド、ミ、ラ、ド、ミ、」と四分音符で刻む弾き方もやってみます。
メロディーも飲み込んだようなので、一人でメロディーにコードをつけて弾きます。
「じゃね、来週は、もっとギターっぽく弾いてくることにしよう。右手の音符ひとつに、左手は『ラドミ』と三連符を入れるの。1小節では、ラドミ、ラドミ、ラドミ、と9つの音符が入ることになるから、けっこう速くて細かいけど・・・できると思うから。そしてペダルをつけるのよ。こんなふうに」
先生は弾いてみせます。
「ね、ギターで弾いてるみたいになるし、大人っぽくてかっこいいと思わない?」
「うん、やってみる。できると思う」
よしよし。今までよりぐっとかっこいいコード奏ができそうなTくんです。
Mちゃん(小6)
発表会では、今までにやったことのないサンバの曲を、ドラムをバックにつけてもらってリズミカルに弾いたMちゃん。
もとのテキストは「ブルクミュラー」です。
ラテンテイスト満帆のサンバから、クラシック練習曲の「ブルクミュラー」におとなしく戻れるのかな。
・・・と思いきや、Mちゃん、ちゃんと練習してきていました。
「無邪気」という、16分音符連続の ちょっとややこしい曲でしたが。
そうだ、こうやって、一人でちゃんと練習してくるMちゃんだったんだよね。
疑ってすまん。
先生が、右手パートや左手パートを交代に分担しながら、数回パート練習をすると、勘のいいMちゃんですから、曲をとらえるのもすぐでした。
来週は完成を目指すことができそうです。
M3ちゃん(小6):
嵐のニノが好きなM3ちゃん、発表会が終わったばかりなのに、「来年はぜったい、ニノの『虹』を弾く!」と宣言して、その『虹』を弾いている。
その楽譜は、自分のお小遣いで買った分厚い楽譜集です。
M3ちゃんもコード奏がお気に入りで、この『虹』も、伴奏の楽譜を見るよりコードで弾く方が簡単なのです。
せっかくだから、コード譜に書いてあるいろんな記号や約束事を教えて、さらにコードが上手に使いこなせるようにと指導しました。
また、コードネームだけでなく、書いてある楽譜も見て両方照らし合わせると、弾き方のヒントになるよ、ということもアドバイスしました。
前回、夏休みになる前にも 少しそのことを言ってあったので、M3ちゃんはちゃんとコードの弾き方をきめ細かに使い分けるようにしていました。
発表会を経て、そして2週間の夏休みを終えたあと 再会したウォーリーズたちは、一人一人みんな、それぞれの長所や個性が よりはっきりと現れてきていました。
Tちゃんは正確なピアノ奏法が巧みになっているし、Tくんはコード奏がさらにうまくなり、左手もとてもよく動くようになっているし、Mちゃんは譜読みも指運びもさらに上達しているし、M3ちゃんはコードに深みが出て、メロディックな表現がきれいです。
どれも、前から「○○ちゃんのいいところは これだなー」と思っていた、彼らの特徴です。
それが、さらに磨かれて、その子らしく輝きを増していることに驚き、また嬉しく思いました。
暑い夏なのに、みんなえらい!