HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

♪レッスン再開・おひさまぐみ

2010年08月18日 | レッスン日記(小中高生)
水曜日の今日は、保育園「おひさまぐみ」のM4ちゃんとNちゃんが来ました。

M4ちゃん:
汗ビッショリになりながら、テキストの「きゅうこうれっしゃ」や「しんかんせん」や「たぬきのうた」を、楽譜をみて正確に弾き、歌ったり手拍子でリズムをとったり、どれもとっても上手にできました。
ママに抱かれて付き添ってきている 妹のM5ちゃんも、ママのおひざで前にも増してノリノリのダンスで参加していました!\(^O^)/

Nちゃん:
この間から、新しい「ピアノで歌を1」に入っています。
もう、両手を使って弾くのです。
最初の「どんぐりさんのおうち」を、楽譜を見ながら弾くNちゃんを見て、先生はちょっとびっくり。
「Nちゃん・・・音符読んで弾くの、すっごくスラスラできるようになってるね!」
そう、1学期までは、「えーと、えーと」と ポツポツ音を拾っていたNちゃんなのに、今日は おどろくほどなめらかに指を走らせている!
「そうだ、Nちゃん、お誕生日が来たんだったね。もう6才だもん、おねえさんになったんだね」
この年齢の子どもの成長はすごい。1週ごとに成長して、ぐんぐんいろんなことができるようになっていきます。
今日の1レッスンの、たった30分の間にも、すごい速度で発達が進んでいるのがわかるぐらいです。
すごい・・・・ いいな、こんなに成長できて。うらやましいよ・・・


夏休み明け・Hさん

2010年08月18日 | レッスン日記(小中高生)
大人の人は、先週1回、夏休みがありました。
Hさんには、「ふだんあまりやらない感じの曲で、簡単なものを、お一人でまとめてきてみましょう」ということで、現代アメリカの作曲家ギロックの「ダイアナの泉」が宿題になっていました。
左手→右手に受け渡すアルペジオの連続、うるんだようなペダルの仕様、そしてト音記号とヘ音記号がめまぐるしく交錯する楽譜・・・
初めての曲なのに、Hさんは柔らかく美しく、涼しげな「ダイアナの泉」をまとめていて感心しました。

もう1つの課題、ヘンデルの「アリア」も新曲だったのですが、こちらも正確に弾きこなしているのには驚きました。
と言うのも、Hさん、以前はリズムが苦手で、16分音符が続いた後の4分音符、とか たっぷり2分休符、などあっても、必ずといっていいほど ささっと端折って拍が足りないですよ!というのが常だったからです。
元来『生きがいい』というか『せっかち』というか・・・のHさん、なんにも拍のない空間が待ちきれないんですよ~ と『長符、休符は迷わずスキップ』だったのです。
ところが今回は、どの音符も、どの休符も、すばらしいゆとりと余裕でたっぷりと間をとって弾いています。
思わず「すばらしい!最高です~」と大絶賛すると、
「リズムで褒められたのは初めてです」と意外そうなHさんです。
「いいえ、初めてじゃないですよ。2度目です!前に『白鳥の湖』をやったときに、みんなができない『二拍三連』をサラッと弾きこなして褒められましたよ」
「あら、そうでしたかしら」
どこまでも謙虚なHさんなのです。
しかしすごい。
Hさんのリズム、最近ではバッチリ安定して、もう「独自のアレンジリズム」は姿を消していますよ!