れもん*です。
今回の秋山郷、最後に訪れたのは 結東 (けっとう) の石垣田 です。
柱状節理の断崖の下に広がる石積みの棚田で、
近くの松之山や松代の棚田の陰に隠れてあまり知られていませんが、
日本の農村景観百選 にも選ばれている風景は、一見の価値があります。
東秋山林道から、対岸に石垣田を見ることができます。
結東集落の駐車場に車を停めて、徒歩10分足らずで石垣田の入口へ。
さあ、農道をぐるっと一周、散策してみましょう
後ろに見えるのは、 屏風岩 と呼ばれる柱状節理の岩壁。
この落石を利用して築かれた石垣は、高いものだと3メートルもあるそうです。
丁寧に積まれた石垣は、お城の石垣を思い起こします。
山間の集落跡のようにも見えます。
先人の苦労の結晶とも言えるこの風景・・・。
水田の水鏡に山々が映える、田植えのシーズンにも訪れてみたいと思いました。
今回の秋山郷、最後に訪れたのは 結東 (けっとう) の石垣田 です。
柱状節理の断崖の下に広がる石積みの棚田で、
近くの松之山や松代の棚田の陰に隠れてあまり知られていませんが、
日本の農村景観百選 にも選ばれている風景は、一見の価値があります。
東秋山林道から、対岸に石垣田を見ることができます。
結東集落の駐車場に車を停めて、徒歩10分足らずで石垣田の入口へ。
さあ、農道をぐるっと一周、散策してみましょう
後ろに見えるのは、 屏風岩 と呼ばれる柱状節理の岩壁。
この落石を利用して築かれた石垣は、高いものだと3メートルもあるそうです。
丁寧に積まれた石垣は、お城の石垣を思い起こします。
山間の集落跡のようにも見えます。
先人の苦労の結晶とも言えるこの風景・・・。
水田の水鏡に山々が映える、田植えのシーズンにも訪れてみたいと思いました。
棚田は畦がうねっているイメージがあるけど(あくまで自分の中のイメージですが。。)ここは直線的な感じですね。石垣を積むことでそうなったのかな。
今時の石垣は花崗岩が多いように思います。一方こちらは安山岩、玄武岩系ですね。そのせいか色合いが渋い!
棚田百選に入っている恵那の坂折棚田も石積みでした。
石積みというのは西日本には多いのですが、東日本では非常に珍しいということです。
岐阜と長野がその境目になっていそうですね。
秋山郷では農産物の収量が少なく、天明・天保の飢饉では多くの村が滅びました。
そんな背景もあって、明治になって、石だらけの傾斜地の開田が始まったそうです。
ここは、山の斜面を上から下へと開いた棚田と違って、
川に沿って細長く伸びた河岸段丘のような場所なので、畦も直線的になるのでしょう。
奥行きは無いけれど、幅が随分広く(延長が長いというべきか)、
石垣田の中の道は、トレッキングコースとしても利用されているんですよ (^^♪
なんだかまたコロナの感染が拡大してきていますが、
こういう静かでのんびりした場所をみつけながら
お出かけすることがこれからは大事ですよね。
稲刈りが終わっているとはいえ、出会ったのは軽トラ1台だけでした。
秋山郷観光の人たちもここは素通りすることが多いようで、
かく言う私も、今まではその中の一人でした (^^;;
実際に行ってみたら、また農作業の頃にも行きたくなりましたよ!
田植えや稲刈りの頃なら、日本の「心のふるさと」を彷彿とさせる景色が見られそうです。
密になる心配が全然ないのも、このコロナの時代には嬉しいですね (^_-)-☆