陽あたり良好

ほんわかした毎日と、写真、そして黒柴「茶々」
りんごとれもんの二人で綴ります

「おさんのうさん」が見守る棚田

2016-07-27 20:51:21 | まち歩き いなか歩き
れもんです。
約300年前に開かれたという、岐阜県揖斐川町の
貝原棚田 は、
面積3.5ha、168枚からなって、
ぎふの棚田21選 にも認定されています。

7月10日、この棚田を歩いてきました。
ここで特徴的なのは中央にある杉の木で、
おさんのうさん と呼ばれています。
推定樹齢700年というから、田んぼが開かれるずっと前から立っていたんですね。


貝原棚田の紫陽花
貝原棚田のアジサイ
棚田の入口付近。
紫陽花が綺麗に咲いていました。


貝原棚田の大杉
おさんのうさんと田んぼ
これが
おさんのうさん です。
根元には、山治(さんのう)神社という立札が立っていました。


貝原棚田
棚田と紫陽花
なだらかに傾斜した土地に田んぼが作られています。


貝原棚田の大杉
棚田のどこからでも、顔をあげればいつも
おさんのうさん が・・・。



緑が綺麗な田んぼを見ながら、上の方まで上がっていきました。
苗が育つ棚田
棚田と杉の木
七月の棚田
貝原棚田にて


貝原棚田の杉の木
昔から神と崇められたこの大杉。
農家の方たちの心のよりどころにもなっているのでしょうね。


春にはこの大杉に、藤の花が美しく咲くそうです。
藤、田植え、稲刈りと、また違う季節にも来てみようと思いました


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10 コメント

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棚田のアール (みずあさぎいろ)
2016-07-28 09:15:58
下から3枚目の田んぼ、
稲が描くアールが何とも長閑
これぞ水田!
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Unknown (Blues Walk)
2016-07-28 14:17:29
広い棚田の中にある大きな杉の木という
シチュエーションがいいですね。
3番目は杉の木が全部写っていないけれど、
建物との比較で大きさが伝わってきますね。
いい所に紫陽花も咲いていて・・
すごく安らぐ構図ですね。
ぜひ、藤の花を絡った御神木も見てみたいです。
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優しい曲線 (れもん)
2016-07-28 22:28:11
みずあさぎいろさん、こんばんは♪
圃場整備された田んぼだと直線ですね。
カーブするラインは心地良いです。
もう少しすると稲が伸びて、ラインも隠れてしまうので、
ボリューム的にも、ちょうどいい時に撮れました (^^)v
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Unknown (れもん)
2016-07-28 22:30:21
Blues Walkさん、こんばんは♪
扇状の棚田のど真ん中に立っていました。
開墾時には既に樹齢400年ほどだったので、この木だけは伐らずに残されたんですね。
自然を敬い、自然と共に生きてきた日本人の心は、
これからも大切に守っていきたいものの一つです。

おさんのうさんの袂の紫陽花は、入口のものとは違って紫の単色で、
鬱蒼とした杉の緑を背後に控えて、派手さは無いけどとても良い雰囲気でした。
同居する山藤は木の先まで伸びているそうなので、
紫のベールを想像するだけでもワクワクします (^^♪
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Unknown (amnesiac)
2016-07-29 22:40:46
機械の力なく、良くこれだけの田を切り開いた物だなぁと思います。今の時代でも、荒れることなく、田んぼが維持できていることもすごい。おのうさん。真ん中で悉皆rとこの景色を引き締めてますね!愛知の山間部の稲は二週間程前から花をつけてますが、ここは種類が違うのかな。もう少しのようですね。
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Unknown (れもん)
2016-07-30 00:16:56
amnesiacさん、こんばんは♪
旧春日村の中でもかなり山奥に位置している棚田です。
涼しいのかな、紫陽花もちょうど見ごろになったばかりのようでした。
小学生の田植え体験が毎年5月20日過ぎということなので、
田植えの時期もちょっと遅めなのかもしれませんね。

棚田自体も美しいのですが、
真ん中の杉の木が、この棚田を印象深いものにしてくれました。
田植えのほかにも、稲刈りやはさ掛けなどの農業体験を取り入れて、
NPOや企業も加わって、郷土の遺産として地域一体で保存に努めているそうです。
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Unknown (ティンカーベル)
2016-08-02 20:30:05
れもんさん
こんばんは

『おっさんのうさん? 誰?』
と 読み間違えて 一人で笑っていました(^_^;)
ごめんなさい。

ところで れもんさんはいつも素朴な場所をたくさんご存知ですね。
何処で情報を仕入れておられるんですか?

棚田は前に愛知県の四谷の千枚田に行きました。

ここも おにぎりとお茶を持ってのんびり写真を撮りたい場所ですね(*^。^*)v
藤の花の咲く頃にも見てみたいです。
来年 楽しみにしています(^_-)-☆
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Unknown (lapis-k)
2016-08-02 23:57:33
 こんばんは。
お出掛けされたのは、7月末なのですか?
あじさいがとても綺麗ですね!
おさんのうさん、樹齢700年の杉なのですね。
地元の人たちから、親しみを込めて呼ばれているのですね。
貝原棚田は、知りませんでした。
いつの日のにか、出掛けてみたいと思います。
良い所を色々とご存じですね。

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Unknown (れもん)
2016-08-03 21:50:42
ティンカーベルさん、こんばんは♪
りんごも、『おさん』の『うさん』って何?って言っていましたから。。 (^^;;

ここは去年、「天空の茶畑」に行った時に、道の駅のパンフレットで知りました。
天空の茶畑は、その前に徳山ダムに行った時に…。
現地に行って初めて知る、なんてことは結構あります。

四谷の千枚田は、このあたりでは群を抜いていますね。
私も何回か行きましたが、正面の山から眺められるのもいいですね。
ここもパンフレットには上から撮った写真が載っていたのですが、
どうやって行くのか分かりませんでした。
藤の頃に行ったら、周辺探索もしてみたいと思っています。
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Unknown (れもん)
2016-08-03 21:53:59
Lapis-Kさん、こんばんは♪
行ったのは7月10日なんですよ (^^)
でもその頃でも、里の紫陽花はもう終わりになっていて、
ここに来て、「え、まだこんなに綺麗なの」ってびっくりしました。

おさんのうさんは、『山王』かと思っていたら『山治』でした。
こんもりとした樹形で幹も枝に隠れて、一見、杉には見えなかったです。
棚田は旧春日村の中でも奥の方にありますが、県道は整備されていて心配ありません。
入口はうっかりすると見落としそうなので、
途中の「かすがモリモリ村」でパンフレットを入手されると良いでしょう。
獣除けの鉄柵を開けて、中まで車で入れますよ (^_-)-☆
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