三重県尾鷲市 密集集落再訪ツーリングに行ってきました。
初めて行ったのは2011年2月、大震災の3週間ほど前でした。
あまり下調べもぜず、なんとなく行った記憶があります。
本来の目的は海の熊野古道ツーリングだったからです。
ところで海の熊野古道ツーリングはどんなツーリングなのでしょう。
古い写真ですが海の熊野古道ツーリングの風景です。
2011年2月 海の熊野古道ツーリング
2011年2月 海の熊野古道ツーリング
2011年2月 海の熊野古道ツーリングの
2011年2月 海の熊野古道ツーリング
2011年2月 海の熊野古道ツーリング
2011年2月 海の熊野古道ツーリング
2011年2月 海の熊野古道ツーリングの風景
2011年2月 海の熊野古道ツーリングの風景
本日のツーリング弁当
尾鷲市の「SHUFU NO MISE セントラルマーケット店」の惣菜コーナーで買ったさんま寿司です。
お店はリンク先を参照してください ⇒
「SHUFU NO MISE セントラルマーケット店」
暑さが厳しく外で食べる気がしないので涼しいイート・インコーナーで食べました。
小袋に入っている生姜の甘酢漬けを乗せてみました。
尾鷲のさんま寿司
道中1枚も写真を撮らず九鬼まで直行(途中休憩だらけ)です。
最初の1枚がネコです。
早朝の幻の九鬼ネコ発見、戦国時代の九鬼水軍が飼っていたネコの末裔です・・・知らんけど。
クッキーと勝手に命名しました。
おいでクッキー、いい子だ。
恒例のネコのシッポつかみ
早朝の九鬼駅前
深い入り江が駅のそばまで入り込んでいます。
300mほど海側に行くと九鬼港と九鬼の集落があります。
九鬼駅
駅で写真を撮っていると地元の高校生さんに声をかけて頂きました。
彼に高校のことなど色々話を聞かせて頂きました。
以前は横浜の都会で暮らしていたそうです。
都会の列車の乗り方とワンマン運転の半自動開閉ドアの列車の乗り方の違いに初めは戸惑ったそうです。
わたしは鉄道小旅行、彼は当然通学です。
一緒に鉄道旅です。
いくつかのトンネルとトンネルの間には海が見える。
彼のお気に入りの風景だと言っていました。
一瞬で通り過ぎるので写真は難しい。
いろいろ話をしてくれてありがとう。
良く考えるとおじいちゃんと孫ほどの年齢差がある。
おじいちゃんに声をかけてくれた彼に感謝です。
尾鷲市の飲み屋街
メータ読みで時速15㎞、これからさらに速度を落として4km程度になり歩行者と同じくらいです。
W3を地元の男性の歩調に合わせ話をしながらのツーリングです。
男性が驚いたように言いました。
あんた、バイク運転してるんだ。
どうやら足を付きながら並走していると思っていたようです。
少しだけ隣の熊野市も行きました。
熊野市の新鹿駅の近くでとんでもないところに入り込んでアタフタの風景
路地ツーリングの危険ところは路地の先が階段や私有地だった時です。
新鹿でガソリンスタンドを探したけど無い。
地元のおばちゃんに聞いたらとなりの二木島にあるとのこと。
お店の人がいなければ隣の家が自宅なので声をかけてくださいと教えて頂きました。
本当にガソリンスタンドに人がいなかったので、隣のお家まで行ってガソリンを入れてもらいました。
熊野市の二木島駅
列車が入ってきました。
にいちゃん間に合うか。
どうやら間に合ったようでめでたしめでたし。
二木島の風景
巨大な十字手裏剣を発見
二木島の風景
上から大きな玉が転がして上手く階段から飛び出さず下まで届くことで1年の豊漁を占う玉転がしはあり・・・ませんよ。
二木島の風景
背の低い丸型ポスト
熊野古道近景
有名な熊野古道から外れた小さな古道は人も訪れない。
参詣道のひとつらしい、海からの湿気をおびた空気は苔を成長させます。
苔がぶ厚く積もった急こう配の石畳はとても歩けませんでした。
苔だからコケるなんて洒落も出てきません。
直進したら道は狭小急こう配、オフ車向き
左折したら小川に即転落
右折は私有地
しまったしまった島倉千代子、困った困ったこまどり姉妹です。
行き場を失い橋を渡ってアタフタしながら押し歩きでUターンでした。
それでも楽しいのはW3だからでしょうか。
間違って入った熊野市須野地区
わたしの行き先をお勧めすることはありません。
集合住宅や共同便所、ネコなどはそれがどこなのかほとんど書かないです。
例外は2つ。
1つはお世話になった事業所様です。
もう1つは尾鷲の路地です。
尾鷲市 古江地区の風景
ここは急こう配の密集集落です。
もしご覧の皆様が路地に興味があるのなら古江をお勧めいたします。
古江地区遠景
尾鷲市三木里海水浴場
現在遊泳禁止です。
理由は人懐っこいイルカが出没するため。
イルカは現在繁殖期なので安易にイルカに近づくと突かれる可能性があるためです。
尾鷲市 九鬼地区の風景
ここは古江地区のような急こう配はわずかです。
一見どこにでもあるひなびた漁師町なんですが、奥に行くと凄さを実感します。
九鬼地区はまるで砦跡に集落を作ったのではなかと思えるほど立派な石積みがあります。
もちろん足元も石が使われています。
もしご覧の皆様が路地に興味があるのなら九鬼をお勧めいたします。
九鬼港の風景
今回のツーリングで感じたのはトンネルのウエット感です。
冷気のトンネル、車の排熱の温かいトンネルはあるけど湿気のすごいトンネルはあまりない。
地下水の漏水じゃないです。
まるで湿度100%の熱帯植物園の温室のようです。
とくにひどいトンネルだと走行中に視界がわずかにかすみました。
ヘルメットのシールドが汚れたかと思いシールドを上げてみてもかすんでいる。
「すごい湿気だ」
もう体中がべたつきます。
ちなみに数時間後に同じトンネルを通ったら湿気は消えていました。
どうも早朝だけの現象なのか良く分かりません。
今回使用したカメラはコンパクトデジタルカメラ1台です。
荷物を少なくしたいのでこれになりました。
地名や駅名をキーワードにグーグルマップやストリートビューで探してみて下さい。
わたしのツーリングの疑似体験が出来ると思います。
ちなみに苔むした古道や尾鷲の飲み屋街はストリートビューで見ることは可能です。
わたしがアタフタした場所や古江、九鬼の路地の奥はストリートビューで見ることは出来ません。
幻の九鬼ネコのクッキーもしかりです。
奈良県天理市で奈良健康ランドツーリングのつもりでしたがコロナ禍拡大のため中止とします。