『はつかいち』 ぶらり

安芸の宮島の地・・・廿日市を見たまま紹介―独自の好奇心アンテナを張り巡らせて、ビビッと反応したものを紹介します。

謎の石燈籠

2024年08月07日 | 「廿日市地区」ぶらり






速谷神社境内の儀式殿前に建立されている石燈籠は、萬治3年(1660)に奉納されたもので境内に建立されている石燈籠の内で一番古いものである。
江戸期に奉納された石燈籠はすべて地元の住人によるものであるが、この石燈籠は刻銘に「肥前国松浦平戸住人、谷川助左衛門尉成勝」とある。谷川助左衛門は長年平戸町の町役人や町年寄などを務めていた有力町人であったが、遠く離れた地の住人がどのような経緯で当神社に寄進したものであろうか・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする