へんたいみやけさんの本と映画とCDとキャバクラ

へんたい みやけ さんの仮想世界? 理想郷

「レッド・ドーン」 Amazon Prime クリス・ヘムズワース

2016-05-11 | 映画


2012年 米国作品

ある朝ワシントン州の街にパラシュート部隊が降下。そして、北朝鮮軍の装甲車が現われ街を占拠する。北朝鮮とロシア軍によってアメリカ全土が占領されてしまっていた。休暇で街に戻っていた海兵隊のジェド(クリス・ヘムズワース)は弟やその友達をクルマに乗せて山荘に隠れる。そして、彼らはジェドの指導のもとで北朝鮮軍に対するレジスタンスを結成して、ゲリラ戦を開始する。



マーベルの「マイティーソー」でブレイクしたクリス・ヘムズワースの主演映画。他の俳優とは桁違いの存在感があります。裏返すと、彼以外は印象が薄すぎます。今回クリス・ヘムズワースは海兵隊ですが、体格、顔つきともにぴったりはまっています。役作りもあるでしょうが、持って生まれた雰囲気が 海兵隊そのもの。マイティーソーの次は戦争物に出演して欲しい俳優です。



ストーリーは、無理の連発。北朝鮮の侵攻もそうですが、これはバックにロシアがいたらあり得るとして我慢できる範囲。ハイスクールの生徒がレジスタンスとして自動小銃やロケット砲、プラスティック爆弾を北朝鮮の兵士以上に上手く使いこなすのはいかがなものでしょう。こんなに簡単に自動小銃で敵を倒すことができるようになる設定は無理がありすぎました。



娯楽作品としては、退屈はしません。繰り返しになりますが、ストーリーが無理、無茶でした

レッド・ドーン [DVD]
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「一流選手が教える卓球回転テクニック」 松下浩二

2016-05-10 | 本と雑誌


西東社 160ページ 1400円+税

スピード、コースに加えてスピン(回転)。卓球は回転が他のボールゲームとは比較にならないほど、重要なファクターです。回転について、その論理から始まり、回転の付け方、返球の仕方など、回転に特化した卓球の解説書。フルカラーの連続写真による解説、これに加えてDVDの動画も付いています。モデルが伊藤美誠、松平健太などの人気著名選手を使っており、内容充実です。

下回転、上回転、横回転などのサービスの出し方が特に充実。初心者はこの本の通りのスイングでボールを打てば回転を得られると思います。

解説にて疑問までは行きませんが、書き方が違うかなと思ったのは 「攻めの回転 ドライブ」のページ。ラケットの軌跡を描いた図が妙です。ボールに対してラケット面の連続線が凸のラインで描かれています。こういうラケットの軌跡だと、ボールとの接触の時間が短くなる、打球ポイントが点になってしまう、そもそもこういう軌跡で腕は動かないです。ボールを包み込むように凹のラインでラケットは動くものです。ここだけはどういうことなのか? 疑問を持ちました。

全般としては よくまとまった卓球の入門書です。

DVDでマスター! 一流選手が教える卓球回転テクニック
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西東社
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「劇場霊」 DVD 島崎遥香、足立梨花

2016-05-09 | 映画


2015年 作品。

売れない若手女優 水樹沙羅(島崎遥香)は新進気鋭の演出家による舞台「鮮血の呼び声」のオーディションを受け、端役で出演することになる。その舞台は若さを保つために少女の生き血を浴びていた中世の貴族エリザベートとその分身の人形の物語。しかし、その人形によって衣装係の女性が謎の死を遂げ、続いてエリザベート役の主演女優が転落事故で入院する。このため沙羅が主演に抜擢されるが。。。







人形を主題としたホラー映画。悪を人形とすることで、その人形の顔かたちで怖い映画にすることができます。裏を返すと、悪を下手な俳優がやるとずっこけホラー作品になってしまいますが、人形はこういう失敗が無い。本作も人形は怖いです。ここまでは正解。
しかしながら、襲われ役、怖がる役のヒロイン役の島崎遥香は あきません。これでは、怖いシーンも 醒めてしまいます。AKBの人気アイドルのようですが、もう少しなんとかならんでしょうか。
女優への登竜門という目で観るという場合もありますが、最近は違いますしね。アイドルとして人気がある時に映画を作って、ピークが過ぎたらもう登場しないというのは、資源と時間の浪費と思ってしまいます。

劇場霊 スタンダード・エディション [DVD]
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「コードネームU.N.C.L.E.」 DVD ヘンリー・カビル、アーミー・ハマー

2016-05-08 | 映画


2015年 米英作品。
TVドラマ「0011 ナポレオン・ソロ」の映画版。

1960年代前半、核兵器によって世界を滅ぼそうとする国際犯罪組織に対して、CIA工作員ナポレオン・ソロ(ヘンリー・カビル)とソ連のKGB工作員イリヤ・クリヤキン(アーミー・ハマー)が手を組むことになる。鍵を握るドイツ人の科学者を捜すために、その娘ギャビーとともに組織を追う。







1960年代のスパイ映画を現代のスピード感の上で再現させた作品。最初は反目しあっているアメリカとソ連の工作員が協力しあって謎に迫っていきます。
MIや007シリーズのような派手なお金のかかったアクションありませんが、ユーモアに包まれた良き作品です。
ただし、今流行の 連続するアクションになれてしまっているため、画面の盛り上がりが乏しく、途中に退屈してしまう箇所があるのが難点でした。

コードネームU.N.C.L.E. ブルーレイ&DVDセット(初回仕様/2枚組/デジタルコピー付) [Blu-ray]
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「師弟」 野村克也、宮本慎也

2016-05-07 | 本と雑誌


講談社 222ページ 1300円+税

1990年代にヤクルトの黄金時代を築いた野村克也。野村克也がヤクルト監督の時に入団して、2回のオリンピックで主将を務め、2000本安打 400犠打を達成、さらにはゴールデングラブ賞を10回獲得した日本を代表する名内野手 宮本慎也。この二人によるエッセイ。

タイトルの「師弟」は野村監督と宮本選手を現しています。本書を読んで気付いたのですが、宮本が野村監督の下でプレイしていたのは4年間に過ぎません。しかしながら、野村がヤクルトを去ってから 野村イズムの継承者の一番手として宮本の名前が挙げられています。
野村は偉大な監督であったと思います。しかし、オリンピックなどでの宮本の求心力を観ていると、実行、遂行者としての抜きんでた力を感じます。
本書でも、宮本は野村を師として位置づけて書いています。これは全く違和感ありません。次に期待するのは、宮本がヤクルト監督となった時後の宮本のエッセイ。フリーハンドとなればどんなことを書くのか楽しみです。

メモ
・相手の力が10だとして、こちらが6ぐらいまでなら勝ち目はある。

・野村メモの中の<弱者の戦い方>
①全体と全体で戦うのではなく、相手の弱点を重点的に攻める。
②相手の得意な形にしない。
③強者の弱点を知る。全体は強く感じても部分を見る弱いところは必ずある。
④戦力を集中する。
⑤力以外の何かを探す。
⑥「自分にできること」ではなく「チームに役立つこと」を優先する。
⑦準備野球では毎試合勝たなければならない。
⑧データは細かく、心理面が表れているものほど使える。

・プロ野球にキャプテンはいらない

・人間は可能性の動物である。機能的に、発達するようにできている。ただひ、発達には③種類のタイプがある。
①ある程度まですぐに伸びるが、やがて止まってしまう。
②平行線でもがんばり続け、急激に伸びる。
③ゆっくり上達しているため、よく見ないと気づかない。

師弟
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講談社
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「トランスポーター イグニション」 DVD エド・スクレイン

2016-05-06 | 映画


2015年 仏作品。
ジェイソン・ステイサム主演のヒット・シリーズ「トランスポーター」のリブート。原題はこれを現して「The Transporter Refueled」。

依頼を受けてやっかいな物を運ぶ 運び屋フランク(エド・スクライン)。今回は謎めいた美女アンナ(ローン・シャバノル)の依頼。時間通りに銀行の前に愛車を停めて待っていたフランクの前に現れたのは3人の美女。彼女らを運ぶことに。そして、アジトにはフランクの父親が捉えられ毒を盛られており、解毒剤を手に入れるためにフランクは。。。






愛車アウディS8 セダンを駆って、警察車輌を蹴散らす運び屋のカーアクション映画です。警察車輌が下手すぎる感がありましたね。フランクに対峙するドライバーを登場させていないところが、カーアクション映画として物足りなさが残るところです。



肉食系の形容詞がぴったりであったジェイソン・ステイサムの後を引き受けたエド・スクレインは一見 優男、草食系に見えます。しかしスピード感ある格闘シーンを繰り広げ、「思いのほかやるなぁ」と感心。意外にニヒルなところもあって、ジェイソン・ステイサムとは味わいの違うトランスポーターの顔になりそうです。

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モーターファン Vol.1 (モーターファン別冊)

2016-05-05 | 本と雑誌


三栄書房 160ページ 500円+税

モーターファンという月刊誌は1996年に休刊。そして20年後に復刊。それもモーターファン別冊として。今後毎月刊行されて Vol.1から順次 巻数が大きくなっていくようです。
私が運転免許証を取った時にはカーグラフィック、月刊自家用車、モーターマガジン そしてこのモーターファンの月刊誌が刊行されていました。当初はモーターファンかモーターマガジンのどちらか一方を購入。そして目が肥えて プラス 格好を付けるためにカーグラフィックスを毎月購読するようになりました。それでも、話題の新型車とともに発行される「XXXXのすべて」という中綴じのモーターファンの別冊の雑誌は時々買っていました。

特集が「国産車×輸入車」。見開き 2ページで日本車と輸入車を並べて比較するという記事。ライターは名前の通ったジャーナリストが担当しています。こんなものかもしれませんが、2ページで2車種を語るのは困難であること。そして、各ページの統一感無し。ライターにお任せなのでテイストがばらばらです。編集の意識や方向性は無く、お任せ記事を集めただけと言う構成は好きになれません。

タイヤ 4種、ドラレコ選びの記事は逆に気楽に情報提供しているというところが有益。モーターファン誌が狙うところがは今回の特集と情報記事の狭間にありそうな気配がしました。 好きな雑誌なので、今後の進化を期待するところです。

モーターファン vol.1 (別冊モーターファン)
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三栄書房
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「Re:LIFE -リライフ-」 DVD ヒュー・グラント

2016-05-04 | 映画


2014年 米国作品。

脚本家のキース・マイケルズ(ヒュー・グラント)は15年前にアカデミー賞脚本賞を獲得したが、それ以来ヒット作が無い。妻と別れ、一人息子とも音信不通になっている。生活費に困ったキースはエージェントの紹介でビンガムトン大学のシナリオコースの講師を引き受ける。講義を受ける選定のために生徒が書いたシナリオを読まず、自分の好みの美人タイプを選ぶ。さらに、1ヶ月の課題を与えそれまで休講にするなどして、大学からにらまれる。しかし、キースはシングルマザーで復学したホリー(マリサ・トメイ)達が真剣に映画シナリオに取り組む姿を観ているうちに、学生を教える面白さを知るようになる。



ラブコメディがお得意のヒュー・グラントの映画。赴任前日に生徒と一夜を共にする場面から始まったので、これは正統派ラブコメ かと思わせます。が、実は本作はヒューマン・ストーリーでした。売れなくなった脚本家が、片田舎の大学で講義を持つようになる。そこの学生達との交流で、自らの生き方を見なおし再出発、すなわちタイトル 「リライフ」 となるわけです。





ヒュー・グラントは作品ごとにしわが増えますねぇ。年相応なのでしょうけど、テンポの良い語りだけ聴いていると30代に思えてしまうから、このギャップが微妙です。そのうち「ジョークの上手い よくしゃべる爺さん」役になるんでしょう。



間延びすることない軽妙なタッチの娯楽作品です。ウィークエンドのお昼に観るにはピッタリの映画です。

Re:LIFE~リライフ~ [DVD]
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「グラスホッパー」 DVD 生田斗真、浅野忠信

2016-05-03 | 映画


2015年作品。
伊坂幸太郎 原作小説の映画化。

ハローウィンの夜、渋谷のスクランブル交差点で暴走車による多重死傷事故が起こる。中学校教師 鈴木(生田斗真)のフィアンセがこれに巻き込まれ死亡する。復讐を誓った鈴木は職を辞して、裏社会の会社に就職する。そこは寺原親子が経営する合成ドラックなどを売る会社であった。鈴木が寺原の息子に渋谷で捉えたギャルを渡そうとしたところ、押し屋に付きとばされて寺原が殺害される。





久しぶりの 大当たりの邦画です。全編に緊張感がみなぎっています。虫も殺せない気弱な鈴木がフィアンセの復讐を誓って組織に潜入する。ここに、自殺屋の鯨(浅野忠信)やナイフの殺し屋の蝉(山田涼介)が絡んできます。本筋とは関係ないところでも、サスペンス満載、サービス精神旺盛すぎる作品です。

フィアンセ役の波瑠さん、今回初めて意識しました。こういう彼女が殺されると、男は復讐に向かうだろうなと思わせる可憐さがあります。これからの映画出演が楽しみな女優さんです。



本作はお薦め。

グラスホッパー スタンダード・エディション [DVD]
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「ミケランジェロ・プロジェクト」 DVD ジョージ・クルーニー、マット・デイモン

2016-05-02 | 映画


2014年 米国作品。
ロバート・エドゼル原作のノンフィクション小説の映画化。

第二次世界大戦末期、ヒトラーの命令によりドイツ軍がヨーロッパ各国の美術品を略奪。これらの歴史的美術品を取り返すためにモニュメンツ・メンという7名の部隊が結成された。彼ら美術品の専門家は、初等兵訓練を受けてフランスの最前線に乗り込む。



ジョージ・クルーニー、マット・デイモンという大物俳優が出演した娯楽大作かと思って期待が大きかったのですが、これは地味な作品。原作を読んでいないのですが、ストーリーの流れからすると原作に忠実に映画化したという感じです。せっかくのジョージ・クルーニーとマット・デイモンの出演ですが、二人の絡みも少なく、更に彼らの見どころ、良い場面が無い映画。これは寂しいです。





ジョージ・クルーニー監督作品でままある不出来な作品となりました。

ミケランジェロ・プロジェクト [DVD]
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松竹
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