2014年 米国作品。
脚本家のキース・マイケルズ(ヒュー・グラント)は15年前にアカデミー賞脚本賞を獲得したが、それ以来ヒット作が無い。妻と別れ、一人息子とも音信不通になっている。生活費に困ったキースはエージェントの紹介でビンガムトン大学のシナリオコースの講師を引き受ける。講義を受ける選定のために生徒が書いたシナリオを読まず、自分の好みの美人タイプを選ぶ。さらに、1ヶ月の課題を与えそれまで休講にするなどして、大学からにらまれる。しかし、キースはシングルマザーで復学したホリー(マリサ・トメイ)達が真剣に映画シナリオに取り組む姿を観ているうちに、学生を教える面白さを知るようになる。
ラブコメディがお得意のヒュー・グラントの映画。赴任前日に生徒と一夜を共にする場面から始まったので、これは正統派ラブコメ かと思わせます。が、実は本作はヒューマン・ストーリーでした。売れなくなった脚本家が、片田舎の大学で講義を持つようになる。そこの学生達との交流で、自らの生き方を見なおし再出発、すなわちタイトル 「リライフ」 となるわけです。
ヒュー・グラントは作品ごとにしわが増えますねぇ。年相応なのでしょうけど、テンポの良い語りだけ聴いていると30代に思えてしまうから、このギャップが微妙です。そのうち「ジョークの上手い よくしゃべる爺さん」役になるんでしょう。
間延びすることない軽妙なタッチの娯楽作品です。ウィークエンドのお昼に観るにはピッタリの映画です。
Re:LIFE~リライフ~ [DVD] | |
クリエーター情報なし | |
Happinet(SB)(D) |