![20 20](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/f0/009d472f8c25d6b5f1d7b2d0e8163769.jpg)
阪急コミュニケーションズ 256ページ 1700円+税
就業時間の20%を本来の仕事と異なるプロジェクトに使える「20%ルール」。グーグル、ヤフー、フリッカーなど、伸びる企業のイノベーションはこの自由時間=20%ルールから生まれていた。グーグルのGmailはここから生まれ、大きな利益を生み出すようになった。写真共有サイトのフリッカーも同じ。
20%ルールを実行している企業を取材して、成功している企業には「20%ドクトリン」という共通の方針があることを探った。
20%ルールを革新に変える「20%ドクトリン」とは
・創造性を発揮する自由を与える
・情熱を理解する
・製品は悪い方が良い
・再利用する
・すばやいイテレーションを繰り返す
イテレーションとは早い段階で発表し、頻繁にバージョンアップを繰り返す開発手法
・学んだ教訓を伝える
・部外者を取り込む
古くは3Mが有名であった20%ルール。これをもって成功する企業、うまく行かずにすぐに取りやめた企業、この違いは「20%ドクトリン」と名付けた、方針、精神の違いがある。これについて数社の事例をもって説明した書。
内容は濃いが、解説書としての編成はうまくいっていません。振り返って読み返すということをしても分かりにくい。編集が良ければより良き本になったと思われます。多くの読者は分かりにくい本として分類します。惜しいところです。
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