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「恋愛曲線」 小酒井不木

2013-09-21 | 本と雑誌

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Kindle版 0円

大正15年に新青年に発表された小酒井不木のサスペンス小説。
登場人物は僕とA君とA君の婚約者の彼女。
「親愛なるA君!」で始まる手記。A君の結婚の贈り物として、医学者の僕は「恋愛曲線」という研究結果を捧げる。
感情の変化により心臓を流れる血液の状態が変化することを発見し、「失恋曲線」を描き出すことに成功。ついで人間の心臓を使って「恋愛曲線」を描き出す。

小酒井不木を読むのは初めて。当時はかなりの人気作家だったようです。
東京帝国大学の医学部で学んだ医学者であり、推理作家。従って、本作も動物実験から始め最後には人体で、、という恐ろしい流れ。そして最後にはあっと言わせる仕掛けが。
どんでん返しに馴れている現代の読者は途中でこのどんでん返しを予見することができるでしょう。
当時は心臓の手術をする、そしてそれが復讐となって というストーリー展開に読者はぶったまげたでしょうね。
たまにはこういう古典を読むのも良いものです。

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