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2014年作品。
東村アキコ原作漫画の実写映画。
倉下月海(能年玲奈)は天水館という古びたアパートでオタクの女性たちと暮らしていた。月海はイラストレーターを目指すクラゲ オタクで化粧をしたこともなくスエットを着る冴えない女の子であった。ある日月海はペットショップで気の強い美女に助けられる。実はその美女は大物政治家の息子 鯉渕蔵之助であった。倉之助はそれまでは毎晩派手な遊びをしていたが、自分とは全く違うタイプの月海を知り、だんだんと特別な感情を持つようになる。蔵之助の父親の計画で天水館のある地域の再開発が行われることになり、天水館の取り壊しの危機が迫る。
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能年玲奈がめがね、三つ編み、すっぴん、スエットの冴えない女の子役。「あのかわいい能年莉奈がこういう役をやるんだ」と感心。それが、3回ほどメイクしてドレスアップした姿で画面に登場するんです。そうしたら「をを!」と今度はかわいさで感動。「やっぱ 能年玲奈はいいねぇ」という映画になっていました。
菅田将暉が美形の男の子、そして普段は女装を楽しむというちょっと変わった役。これがぴったりはまっています。「共喰い」の主演役も凄かったけど、こちらも感心。おかまじゃないんだけど、訳ありで女装している男の子。これが無茶するんだけど、かわいい、面白い。乗りに乗っているという演技です。
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少し小振りな映画ですが、楽しめます。お薦め。
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