![Photo Photo](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/70/aff5cdf3d84fd608313e2b595bb57fa1.jpg)
2013年 イギリス作品。
医師のルイス(ダグレイ・スコット)は息子と共にロンドンから深夜列車に乗って帰宅の途についていた。しかし、その列車は数名の乗客を乗せて駅に停まらず、暴走を始めていた。車掌は姿を消しており、インターフォンで運転士に話しかけるが乗客の人数を聞かれるだけであった。非常停止の操作をするが、ブレーキのエアが抜かれており機能しない。このままでは最終到着駅に突っ込んでしまう。。。
![2 2](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/6b/56013405530ae9d99b88f8f3b3cc90c2.jpg)
極低予算のパニック、サスペンス映画。停まらない列車に残された乗客がどうなるか。姿、顔が分からない運転士。警察の助けはどうなるか。残った乗客の中に、運転士の仲間がいるのではないか。そしてなぜ、列車が暴走するのか。こういう、セオリー通りのサスペンスを盛り上げていきます。
このセオリー通りというところ、登場人物がそのもの。ヒーローは妻と別れた心に傷を持つ医師、けなげな息子、失恋した後と思われる美女、ちょい悪のロシアの若者、ヒーローに非協力的なビジネスマン、なにやら謎めいた老女。これだけの乗客があとXX分で激突するというところに追い込まれていきます。
一方で、イギリスの国民性なのでしょうか、判断や動きが拍子抜けするほど遅いです。
![3 3](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/b3/57ce2d08de88dc74da5bbb6a5b415c1b.jpg)
ご都合主義もふんだんにあります。
・何をやっても運転室の扉が開かない、ガラスを割ることができない。
・降りない踏切の遮断機、そこにジャストナウのタイミングでクルマが飛び込んで来る。
・一旦列車は停まるが、停まったところがトンネルでドアが開かずに降りられない。
などなど。
なぜ、今さらこういう映画を作ったのか? よく分からないという作品です。 日本や米国ではヒーローに売り出し中のアイドルを据えてこういう作品を作ることがありますが、本作はこういうアイドルも無し。このあたりもイギリスの文化なのでしょうか。よく分かりません。
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