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2014年 米国作品。
1945年 第二次世界大戦の終末、連合軍のナチスドイツへの最後の攻勢。機甲師団のドン・ウォーダディー・コリアー(ブラッド・ピット)が車長のM4シャーマン戦車に戦死した副操縦手の代わりにタイピストの新兵ノーマンが配属される。ウォーダディーの他の歴戦の強者に鍛えられ、ノーマンは兵士になっていく。そして、ウォーダディーの率いるM4シャーマン戦車 4輌の小隊はドイツ軍のティーガー I戦車と遭遇。圧倒的な砲力、装甲により、ウォーダディーの小隊は3輌が撃破されるが、なんとかティーガー Iを倒す。1輌になったウォーダディーであったが、作戦どおり要路の交差点へ向かう。
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アメリカ軍のシャーマン M4中戦車 と ドイツ軍のティーガー戦車の闘い、これだけで本作は観る価値があります。ティーガーはM4の砲撃を装甲で跳ね返してしまいます。逆にM4はティーガーの一発で砲塔が吹っ飛んでしまう。これだけの性能差がある。4対1でもM4は勝てません。そこで、至近距離に近づき、ティーガーの装甲の薄い後部に回って一発。2輌の砲塔がまわってどちらが先に撃てるかというスリリングなシーンは、戦車の映画として歴史に残ります。
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そしてラスト地雷でキャタピラが切れて動けなくなった1輌のM4と300人の精鋭歩兵軍の戦い。これも手に汗握るすごい映像となっています。冷静に考えると、動けない戦車に力攻めして戦力を消耗するような作戦は採りませんけど。
戦争映画として最上級クラス。お薦め。
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