ビッグコミックス 196ページ 552円+税
かわぐちかいじの「沈黙の艦隊」「ジパング」に続く軍事コミック。 本作も大河ドラマのように 長期に渡る 深い内容のコミックになりそうです。期待が膨らみます。
近未来の日本。20XX年に尖閣諸島沖で海上自衛隊と中国海軍が接近。中国空母の艦載機から護衛艦に向かってミサイルの威嚇発射がなされた。これを機に日本は垂直離着陸戦闘機を搭載した護衛艦
「いぶき」を就役させた。いぶきは訓練を重ねていたが、その翌年春に与那国と宮古のレーダーサイトに攻撃を受ける。
尖閣諸島で顕在化している中国の脅威。これを軍事の真っ正面から描こうとしている作品です。現実との相違はスキージャンプ式の滑走路を持つ護衛艦、空母いぶきが自衛隊にあること。これが抑止力になるか、それとも使わねばならないのか。この分かれ目がどうしていくかが興味深いです。
今回 本書 と第2巻が同時に発売されました。続けて2巻目に行きます。
空母いぶき 1 (ビッグコミックス) | |
クリエーター情報なし | |
小学館 |