子どものころは「昭和」だった

頭も悪く、体も弱い子どもでした。そんな子ども時代を思い出すだけ綴ります。
頭の悪い、体も弱い子の成長後も書いてみます。

3. 三輪車を買ってもらう

2012年02月24日 | 小学校入学前
わたしが生まれてから数年後、わが市にデパートができました。

そこで水道町(熊本市)の叔母さんに三輪車を買ってもらいました。


ご近所にはまだ自転車はありませんでした。遊び友だちは三輪車を
持っている人はいませんでした。そんな時代です。

タクシーが坂の下に停まりました。(わが家は坂を上がったところに
ありました)何事かと八百屋のおばさんやしょうゆ屋のおじさんが
出てきました。

タクシーを乗り付けることもほとんどないころです。おじさんやおばさんの
驚きもわかります。
タクシーから三輪車を抱えた叔母さんとわたしが降りました。この叔母さんは
熊本市の中心で結髪業をしていて、きりりとして和服の着こなしもいい人でした。

多恵ちゃんはこの時のことを自分が三輪車を買ってやったかのように得意顔で
たびたび話しました。
そしてこの時「わたしが買ってもらったのはハンカチ1枚よ」と残念そうに
話していました。

余談ですが、最近子どもが少ないからかほとんど三輪車を見かけません。
自転車のスーパーに行くとキャラクターが付いた三輪車が1万四、五千円でした。
わが子ども時代はこんなのではなかったので、マイクロソフトオフィスから
転載させてもらいました。


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