ハートプラス・プロジェクト

「苦しんでいる人を助けたい」そんな気持ち=ハートがあれば、いろんな知識やスキルをプラスしませんか?

効果があるか?は別として・・・

2021-04-18 08:12:48 | 応急手当
先週、月例の「勉強会」を開催しました。

今回は、初めての参加者がいたので、「テキスト」に従いやりました。
よくある怪我として「キズ」の手当から、ということで、まず「止血」をしなければなりません。

「止血」は受傷部位を直接圧迫する方法が基本ですが、
キズに当てる「ガーゼ(布類)」と血液に触れないための保護具(ビニール手袋など)が必要です。
なので、すぐには止血ができません。

小さなキズならば問題ありませんが、少々大きくて流血しているとか、
さらには大量出血につながりそうだ、という傷の場合、止血点を押さえるという方法があります。

かつては赤十字で「間接圧迫法」と言われた止血法です(現在は「止血点圧迫止血法」として
紹介されています)。これは、あくまで「直接圧迫止血」までの「つなぎ」であり、
また血管自体の修復ができるわけではないので、その効果に疑問の声もあります
(止血点をきちんと押さえられるのか?という点も含め)。

赤十字の講習では、必須実技から外されていますが、「勉強会」ではこれをやっています。

たとえ効果が限定的だとしても、ケガをした人に「いま止血してるからね」と言えば、
多少なりとも「安心」を与えられることもあるかもしれない、そんな理由です。

「血が苦手」という人は、けっこういます。
そんな人の動揺を抑えられればいいじゃないか、ということで、
こういうことはけっこう大事なことではないか?と個人的には思っています。



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