なんかのテレビドラマのようなタイトルで、すみません。
日本は先進国ですね?
有色人種(という表現が良いのか?わかりませんが)で唯一の先進国というのは誇りです。
とはいうものの、遅れているところも少々。
「駅のエスカレーターで片側を空けておく」というのは、ようやく常識となってきました。
でも、家や部屋のドアのノックは3回、トイレのドアのノックは2回、というのはまだまだですね。
・・・そんなハナシではありません。
となりの国、韓国でフェリーの沈没事故がありました。
救出にあたった「海洋警察」。
日本と様子がちょっとちがうなぁ・・・と感じていました。
日本の海保であれば、ウェットスーツに身をつつんだダイバーが、海面をただよう乗客を
ボートに引き上げるべく海に入っていたと思います。
沈没までに時間があるようなら、タンクを背負ったダイバーが船内に入ったかもしれません。
しかし、ダイバーっぽい人が居なかったような?
「韓国の海洋警察の3割は、『カナヅチ』で、残りの半数も500m以上は泳げない人たち」
なんて記事がありました。
韓国では、もともと「泳ぐ」というコトから縁遠く、日本のような海水浴という文化も無いらしい
(足を浸けたり、甲羅干しするくらい、だとか)。
小中学校の99%はプールが無く、体育の授業自体が少ない・・・といった情報。
日本に負けず劣らずの受験・学歴社会とのことで、
「学校で体育やるくらいなら、勉強に時間を割け」というのが一般的な考え、とか・・・
その結果の「海洋警察」の実態のようです。
日本では、おかげさまなのか?まぁ多くの人は泳げるもので・・・
これは、水に対する不安感を減らすことに貢献していると思われます
(まぁ、「慢心」を招くコトもあるので、ある意味「諸刃」?)。
だからといって、泳げたからこそ九死に一生を得た、という人は、なかなか居ないと思います。
そう考えれば、水泳なんてさほど必要性があるワケでもなく、
学校で習わなくでもいいもの、と考えても不思議はありません。
そこで、みなさんは
水泳くらいやればいいじゃん!
と思いますか?それとも
水泳やるくらいなら勉強の時間に割けばいいじゃん
と思いますか?
ハナシは、かなり変わり・・・
むかし、アメリカの女子バレーボール選手で「フローラ・ハイマン」という選手がいました。
名は体を表すかのごとく背の高い選手でした。
1984年のロス五輪で銀メダルを獲得。その後、日本の実業団「ダイエー」に入団し、
日本で活躍しました。
そのハイマン選手が、ある試合で選手交代でベンチに退いた直後、ベンチで突然倒れました。
そして、病院に搬送されましたが、亡くなりました。
ハイマン選手が倒れたとき、チームメイトは駆け寄るわけでもなく、ただうろたえた表情でコート上にいました。
試合も中断される事もなく、会場関係者と思われる人たちに担架で運ばれる様子がカメラで映されていました。
この様子は、本国アメリカでも放送され、当初「心不全」と報告されたこともあり
「なぜ、日本人のチームメイトは救命処置をしないんだ?」
「あれでは、むざむざ殺されたようなものではないか」
と避難の声があがったようです。
正確な死因は「大動脈解離」で、救急隊が引き継いだときは意識は無かったものの、
脈は弱いながらもあった(Wikipedia)、ということで、試合会場でも救命処置の必要は無かったのかもしれません。
ただ、あの当時であれば、仮に救命処置が必要だったとしても、
選手、関係者は誰も出来なかったでしょう。
1986年のことでした・・・
それから25年後の同じく日本。
あるスポーツ選手が他界しました。
サッカーの元日本代表・松田直樹選手です。
練習中に突然倒れ、懸命の救命の甲斐無く亡くなりました。
知っている限りの情報では、救急車が到着するまでの間、
練習を見に来ていた女性看護師が「心肺蘇生」をしていたとのこと。
(当時)J3とはいえ、練習中にサポーターが勝手にピッチに入ってくるコトはない筈で
ここからは、あくまで 想像 でしかないですが!
対処の仕方がわからない他の選手が
「誰か!お医者さんはいませんか?」
と探しまわったのではないか?と。
そこで、名乗り出たのが「看護師」さんだったのでは?
救急車の到着に要する時間は、全国平均で約 8分強
8月の天気の良い昼でした。
倒れた松田選手は公式プロフィールでは身長183cm 体重78kg
日本人としては大男です。
看護師さんが、平均的な日本人女性の体格であれば、この条件下で
ひとりで効果的な心肺蘇生を維持・継続するのはとても困難です。
まわりの、鍛え上げられた肉体を持つ選手はいったい何をしていたのでしょう?
日本のスポーツ界は、この25年いったい何をしていたのでしょう?
さて
さきほどの、水泳に対する認識
「水泳くらいやればいいじゃん」なのか?「水泳なんてやんなくていいよ」か?
この 水泳 を 救急法 とか ファーストエイド って言葉に置き換えてみて下さい。
あなたの認識は、どちらでしょうか?
アメリカで、どの程度心肺蘇生や応急手当が浸透しているのか?その実態は知りません。
25年以上前の一般の反応は、先述した通りです。
スポーツ以外でも、たとえば「クルマ」
ドイツでは新車を買うと、「救急箱」が付いてくるそうです。
中身は、三角巾とガーゼ、絆創膏、感染防止用の手袋等々・・・
最近のクルマって、けっこう高級感あって高いですよね?
諸経費いれたら400~500万円するんじゃない?なんてクルマたくさん走ってますが・・・
「救急箱」載っけてるのかな?
さほど高いモノではないと思いますよ。
さて
日本は進んだ国ですか?
スタッフ Q
日本は先進国ですね?
有色人種(という表現が良いのか?わかりませんが)で唯一の先進国というのは誇りです。
とはいうものの、遅れているところも少々。
「駅のエスカレーターで片側を空けておく」というのは、ようやく常識となってきました。
でも、家や部屋のドアのノックは3回、トイレのドアのノックは2回、というのはまだまだですね。
・・・そんなハナシではありません。
となりの国、韓国でフェリーの沈没事故がありました。
救出にあたった「海洋警察」。
日本と様子がちょっとちがうなぁ・・・と感じていました。
日本の海保であれば、ウェットスーツに身をつつんだダイバーが、海面をただよう乗客を
ボートに引き上げるべく海に入っていたと思います。
沈没までに時間があるようなら、タンクを背負ったダイバーが船内に入ったかもしれません。
しかし、ダイバーっぽい人が居なかったような?
「韓国の海洋警察の3割は、『カナヅチ』で、残りの半数も500m以上は泳げない人たち」
なんて記事がありました。
韓国では、もともと「泳ぐ」というコトから縁遠く、日本のような海水浴という文化も無いらしい
(足を浸けたり、甲羅干しするくらい、だとか)。
小中学校の99%はプールが無く、体育の授業自体が少ない・・・といった情報。
日本に負けず劣らずの受験・学歴社会とのことで、
「学校で体育やるくらいなら、勉強に時間を割け」というのが一般的な考え、とか・・・
その結果の「海洋警察」の実態のようです。
日本では、おかげさまなのか?まぁ多くの人は泳げるもので・・・
これは、水に対する不安感を減らすことに貢献していると思われます
(まぁ、「慢心」を招くコトもあるので、ある意味「諸刃」?)。
だからといって、泳げたからこそ九死に一生を得た、という人は、なかなか居ないと思います。
そう考えれば、水泳なんてさほど必要性があるワケでもなく、
学校で習わなくでもいいもの、と考えても不思議はありません。
そこで、みなさんは
水泳くらいやればいいじゃん!
と思いますか?それとも
水泳やるくらいなら勉強の時間に割けばいいじゃん
と思いますか?
ハナシは、かなり変わり・・・
むかし、アメリカの女子バレーボール選手で「フローラ・ハイマン」という選手がいました。
名は体を表すかのごとく背の高い選手でした。
1984年のロス五輪で銀メダルを獲得。その後、日本の実業団「ダイエー」に入団し、
日本で活躍しました。
そのハイマン選手が、ある試合で選手交代でベンチに退いた直後、ベンチで突然倒れました。
そして、病院に搬送されましたが、亡くなりました。
ハイマン選手が倒れたとき、チームメイトは駆け寄るわけでもなく、ただうろたえた表情でコート上にいました。
試合も中断される事もなく、会場関係者と思われる人たちに担架で運ばれる様子がカメラで映されていました。
この様子は、本国アメリカでも放送され、当初「心不全」と報告されたこともあり
「なぜ、日本人のチームメイトは救命処置をしないんだ?」
「あれでは、むざむざ殺されたようなものではないか」
と避難の声があがったようです。
正確な死因は「大動脈解離」で、救急隊が引き継いだときは意識は無かったものの、
脈は弱いながらもあった(Wikipedia)、ということで、試合会場でも救命処置の必要は無かったのかもしれません。
ただ、あの当時であれば、仮に救命処置が必要だったとしても、
選手、関係者は誰も出来なかったでしょう。
1986年のことでした・・・
それから25年後の同じく日本。
あるスポーツ選手が他界しました。
サッカーの元日本代表・松田直樹選手です。
練習中に突然倒れ、懸命の救命の甲斐無く亡くなりました。
知っている限りの情報では、救急車が到着するまでの間、
練習を見に来ていた女性看護師が「心肺蘇生」をしていたとのこと。
(当時)J3とはいえ、練習中にサポーターが勝手にピッチに入ってくるコトはない筈で
ここからは、あくまで 想像 でしかないですが!
対処の仕方がわからない他の選手が
「誰か!お医者さんはいませんか?」
と探しまわったのではないか?と。
そこで、名乗り出たのが「看護師」さんだったのでは?
救急車の到着に要する時間は、全国平均で約 8分強
8月の天気の良い昼でした。
倒れた松田選手は公式プロフィールでは身長183cm 体重78kg
日本人としては大男です。
看護師さんが、平均的な日本人女性の体格であれば、この条件下で
ひとりで効果的な心肺蘇生を維持・継続するのはとても困難です。
まわりの、鍛え上げられた肉体を持つ選手はいったい何をしていたのでしょう?
日本のスポーツ界は、この25年いったい何をしていたのでしょう?
さて
さきほどの、水泳に対する認識
「水泳くらいやればいいじゃん」なのか?「水泳なんてやんなくていいよ」か?
この 水泳 を 救急法 とか ファーストエイド って言葉に置き換えてみて下さい。
あなたの認識は、どちらでしょうか?
アメリカで、どの程度心肺蘇生や応急手当が浸透しているのか?その実態は知りません。
25年以上前の一般の反応は、先述した通りです。
スポーツ以外でも、たとえば「クルマ」
ドイツでは新車を買うと、「救急箱」が付いてくるそうです。
中身は、三角巾とガーゼ、絆創膏、感染防止用の手袋等々・・・
最近のクルマって、けっこう高級感あって高いですよね?
諸経費いれたら400~500万円するんじゃない?なんてクルマたくさん走ってますが・・・
「救急箱」載っけてるのかな?
さほど高いモノではないと思いますよ。
さて
日本は進んだ国ですか?
スタッフ Q
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