巴川を挟んで対岸の山の中腹にあるウワミズザクラがスゴイ花を付けています
4月と言うこともあり これを見て柳絮を連想したので
今日は司馬光の「初夏」です
四月和雨乍晴 しがつせいわ あめたちまちはれ
南山當戸轉分明 なんざんとにあたって うたたぶんめい
更無柳絮因風起 さらにかぜによって りゅうじょのおこるなく
惟有葵花向日傾 ただきかの ひにむかってかたむくあるのみ
四月一日 ひとしきり降った雨がさっとあがった
お蔭で戸口の向うにある南山が 益々はっきり見えて来た
更に雨のお蔭で柳の綿毛が飛ばされる事も無く
ただヒマワリが 太陽に向かって傾いているだけだ
和は「ついたち」 旧暦の4月1日は夏の始まりです
私の生地(山梨)の近くに大善寺というお寺があります
旅番組などにも時々「葡萄を持った薬師様」として本尊が紹介されます
ここに「藤切祭り」と言うのがあって
私の子供の頃は学校も休みになるし 屋台は何百軒と言う程並んだものです
勝沼で一番大きなお祭りだったと思います
それが5月14日だったのですが旧暦の4月清和です
この漢詩を知った時初めてお祭りの意味が判りました
「死せる孔明 生ける仲達を走らす」の司馬仲達なら判りますけど…。
漢詩は好きで丸暗記してるだけですよ。
ぼやぼやしていると花はどんどん進んでいきます。
何時もながら春のうつろいは早いですね。
司馬遷なら私にも判ります。
って言っても宦官になりながらも史記を完成させた位しか知りませんけど(汗)
年度始まりですね^^ 昔からそうかなぁ??
司馬遷・・聞いた覚え^^
司馬光・・聞いたことなし^^
騎馬戦・・知ってます^^
時期的にそんな時期だったので取り上げましたが、
今回のは一寸判り難かったですね。
今度は日本の川中島でもやりましょうかね。