黍生山の村夫子 (きびゅうやまのソンプウシ)

黍生山の村夫子が「蜂を追っかけた」とか「山が笑った」とか言ってます。

女王出巣

2011年12月09日 14時19分09秒 | 日記

冷え込んだ今日蜜水の消費量が激減した
その時が近づいているのだろう
カメラを持ち出し残り少ないヘボの撮影をしていた
秋の危ないほどの通いは嘘のよう
今はおとなしいいい子ばかりだ
それでもスズメバチプライドは高い
刺激すると今でも威嚇してくる
注意しながら巣箱の撮影をしようとすると
巣の入り口に大きなヘボが
「オスかな?」
「否、触角が短い!……女王だ~!」
その瞬間彼女は飛び去って行った
寒風吹きすさぶこの寒空にオスは待っているのだろうか?
オスと出会える事を願うばかりだ
それにしてもどうしてこんな寒い日に出巣したのだろう
多くの仲間が出巣した小春日和
そんな日は幾ら待ってももう来ない事を彼女は知っているのだろうか
あの大きさなら多分冬を越せるだろう
兎も角オスと出会ってほしい…