感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

見ているだけでは解らない外溝工事の工夫

2013-11-04 17:22:11 | 外溝エクステリア工事物語
今日は祭日という事で当社も休業日となっています。

現場の方は少しは動いている物の比較的、どの現場も際が付いている為に電話などの連絡もなく、のんびりとした午前中。

私も自宅で休養に当てた午前中ではありましたが、余りに暇だった為に午後からは会社にて少しデスクワークを進めておきます。

会社のパソコンには、この連休中も仕事をしている仲間たちからの書類などがメールで届いています。

今ではあたり前に使われる電子メールもひと昔まえだと、使えない業者さんたちもいてFAXを使ってのやり取りが一般的だった建築業界。

其れでもFAXだと小さな文字が潰れたり、送ったつもりの未送信FAXなどでゴタゴタとする事も多々ありましたが、そういった単純なミスを一掃してくれたのが電子メール。

此れなら設計図にありがちな小さな文字も潰れませんし、カタログなどもカラーで資料を送ることも可能。

更に送ったか?送ってないか?の確認も履歴をみれば一発で確認でき、必要なものだけ印刷すれば良いという用紙の節約に成るのも優れもの。

今では殆どの会社で取り入れられているメールという伝達方法で本当に便利になったという他ありませんね。

さて、写真は倉敷市中庄で工事が進む外溝リフォーム現場。

連休明けの明日、土間のコンクリートを流す予定に職人さんが懸命に下地つくりの作業に取り組んでくれています。

均一の厚みのコンクリートになる様に同じだけ土の深さを掘り下げていくのですが、単純に真っ直ぐだと水が流れないために雨が降ると水溜りになってしまいます。

此れはお客さんにとっては本当にありがたくないことなので、微妙に勾配を付けてコンクリートの土間を作るのが一般的。

しかし、道路の高さや建物の基礎の高さなど何かと制限が出てくる中で、最良の水の流れを考えて計画していく土間コンクリート。

簡単そうに見えても、やってみると実は色々と工夫されているのが良くわかります。

さて、明日からこちらの現場での工事もいよいよ終盤に差し掛かっていきますが、最後まで気を抜かず最高の外溝工事物語にすべく力を合わせて進めていきましょう。

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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