感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

住宅リフォームは計画・工事するタイミングも重要なポイント

2013-11-23 19:17:24 | 住宅リフォーム工事物語
今日はどうやら祭日だった様子の週末の土曜日。

先ほどカレンダーを見て気が付く有様ですが、そんな一日は大工の「まっちゃん」と総社市のファースの家オーナーさん宅へメンテナンスの工事に訪問。

今回はファース工法の空気循環システムのコントロールパネルのランプ切れへの対応でしたが、こちらは代替品に交換して不良のパネルは一度メーカーさんへ修理の為にお送りします。

その後は今月、取組んでいるゼネコンさんの工事である総社市の某施設さんでの変更工事に対応。

現場の方は仕上の段階に入っているもののお客さんの「変更してくれ」の鶴の一声に、今回の元請けの監督さんが変更依頼を飲めばの下請けである私たちは其れに添って対応しなければ成らないのは建築現場のルール。

今回は大掛かりな変更でないのは救いでもあり、「まっちゃん」と2人で取組めば一日で終えれる仕事量と判断して望んだ一日。

部分的に壁を撤去して部屋を広げる工事ではありましたが、何とか一日で終らそうと2人で懸命に取組んだ結果・・・14時過ぎには無事、作業完了。

此れで月曜日の内装業者さんに現場をつなげることが出来たようで一安心。

予定より早めに仕事を切り上げれたので、その後は来年に総社市で新築を計画してる物件の造成中の土地を見学してから会社に戻ります。

会社に戻れば、「まっちゃん」は昨日より加工している木製門扉の製作。

私はデスクワークに取り組み、夕方には倉敷市内でフェンスの柱を立てる工事に向っていた「しんちゃん」も帰社。

各々が其々の役割を分担して行う事で「今日」という限られた時間と、来週からの仕事の段取りを同時に進行する事ができた事に「しんちゃん」、「まっちゃん」たちには感謝。

ひとりでは出来ない事も彼らと共になら出来ることへの幸せを感じながらも本日の業務は終了。

夕方からは私は電気屋さんと近所のお宅へ「分電盤が良く落ちるので見て欲しい」との依頼に現場へ訪問。

調査の結果は30数年前の住宅だけに電気の容量が少ないこと。

申請して電圧をの容量を上げてやることは可能ですが、現在のお客さん宅では其処までコストをかけての工事は必要なさそう・・・

その為、今回は電子レンジやトースターなどの消費電力の高い家電製品の掛け合わせ使用さえ気をつければ問題ないとの事で使用方法を説明して一旦、様子を見る事で別れます。

現在はコンロはIHヒーターを利用していただいている様で、この先で電気温水器などを導入してオール電化住宅へのリフォームを考える事があれば、その時にまとめて工事をした方がお得ですからね。

こうした工事の時期やタイミングなども適切なアドバイスをしてあげることで、無駄なコストを掛けない提案をすることも地元工務店の大切な役割でもあるようですね。

住宅にまつわるものは何でも「売れれば良い」と言うものでは決してありませんからね。

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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