感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

倉敷市中庄で玄関アプローチの舗装工事

2013-11-08 20:18:56 | 外溝エクステリア工事物語
今日は倉敷市中庄でお庭のリフォーム工事が進んでいる現場へ向います。

ここ数日、立て続けの外構工事ではありますが、天気も良く気温も程よい正に絶好の外部工事日和。

そんな中、今日は玄関までのアプローチ仕上げ舗装工事に「まっちゃん」と一緒に取組みます。

写真の舗装材ですが、こちらは四国化成さんが販売している「リンクストーン」と呼ばれる商品、こちらの商品の施工は何度も経験があるので「まっちゃん」にかかればお手の物。

仕上げ材という事ですが、昔ながらの洗い出し工法と比べると施工性は、こちらの「リンクストーン」の方が抜群に良く何より簡単。

専用のシーラーを仕上面に塗り、乾燥後に化粧石に接着剤を混ぜ合わせ後は敷き均らすだけ。仕上がりの決め手は、最後のコテ押さえがムラ無く出来るかどうか?

結局は仕上げ材なので長い年月の事を思えば結局は下地に頼るしかないのは「家」と一緒。「家」もですが「外構工事」でも下地つくりには自信あり。

見えない下地に力を入れる事は長年の職人人生で一番強く感じる所。

この考え方は「大工」という一つの職種から学んだ事ですが体に染み付いているのか、どんな職種の工事でも常に下地に力を入れる癖が付いているのは当社の大工さんたちの共通する所。

今回も良い下地の上に仕上の施工が出来た事に満足感に包まれながら現場を後に・・・

午後からは倉敷市大内で住宅の屋根塗装計画に伴う現地調査を友人の塗装屋さんと行います。

築年数こそ17~18年程度ですが、屋根に葺かれている瓦はセメント瓦。

この「セメント瓦」、初期のコストは安くて良いのですが、結局はセメントに塗装をしている商品だけに老朽化での色褪せなどは避けられません。

其れでも数年おきに塗装をするのは暮らす人にとっては大きな負担でもあり、今回は出来る限り長く使ってもらえる塗料を提案。

良い材料に、良い職人さん、この二つの条件を揃えれば必ずお客さんにとって損はないのが住宅リフォーム工事の鉄則。

今回は定期的な屋根の塗り替えまでの期間を少しでも延ばしてあげる事が最大の課題。

新築の時には思いつかなかった暮らす人が実際に住んでからの困り事や後悔を解決する事が大切なのだと常に其れの改善を提案するのも私たちの大切な仕事だと感じます。

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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