感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

大工職人だという事を隠してアルミ職人として過ごした一日

2013-11-29 19:14:29 | 外溝エクステリア工事物語
今日も寒い一日だった倉敷市。

いつも御世話に成っている連島のアルミ屋さんからの依頼でアルミフェンスの取付に倉敷市南畝の現場まで向います。

私自身も南畝の言えばピンと来ないのですが、ほとんど場所は工業地帯。

大型のトレーラーなどが頻繁に走り回る道路が升目の用に通り、大小様々な工場に会社が軒を連ねる地域でしたが・・・

そんな一角にある住宅地の中の一軒屋が今回の現場。

今日はアルミ職人として作業する事に成った訳ではありますが、車を降りるととにかく寒い。

気温も低いのも去ることながら風が強い。一応、防寒着は持ってきたもののレッグウォーマーを忘れ首の周りが寒すぎるのですが・・・

そんな事を言っていても始まる訳もなく、気を取り直してブロックにアルミの柱を建てていく作業からスタート。

コンクリートブロックの穴に柱を建てていき、モルタルで固定。勿論、柱の垂直を確認しながら一本づつ作業を進めて行きます。

アルミフェンスの出来栄えの善し悪しと言えば、この柱の設置で大半が決まる作業なので気を抜く事なく慎重に作業を進めていけば、いつの間にやらお昼休み。

弁当は近所のコンビニで買おうと向った先のコンビニは近隣の会社や工場から弁当を購入する為にお客さんが列を成すほど・・・

うちの近所ではありえない光景に圧倒されながらも無事に弁当購入。お昼休みに車の中で弁当を食べるひと時が唯一の寒さからの開放。

しかし、13時が来れば外での作業を再開。午後からはフェンスの本体を取り付けていく作業で1時間ほどで取付できます。

後は片付け、掃除をすませて最終チェックを終えれば工事は此れで全て完了です。

最後の最後までこの現場で作業していた大工さんらしき、おっちゃんに私が大工と言う事がバレることなくアルミ職人を演じきったと思っていたのですが・・・
見る人が見ればトラックに積んでいる道具で解るみたいです。

この、おっちゃんに「本職は違うよなー」と言われましたが、最後はフェンスの出来栄えもOKをいただき別れを惜しんで現場を後に・・・

さて、こうしてアルミ職人としての一日を終えれば、夕方からは会社のデスクで月末恒例の事務仕事をこなしておきます。

其れでも今日は体が冷えたからか、鼻水が止まりません、今夜は少し早めに帰宅して温かいお風呂へ飛び込まねば・・・

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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